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創作ツール『Nola』のススメ! ライトノベル作家がすごいと思った5つのポイント

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こんにちは。別名義でライトノベル作家として活動している、ぼんちびです。
日々、小説やシナリオの制作に励んでいる皆様は、執筆にどんなツールを使っているでしょうか。Word? 一太郎? それともメモ帳? 小説投稿サイトの投稿ページに直接入力しているという人もいるでしょう。

私はこの数年間、ずっとWordとGoogleドキュメントを併用していました。そして、現在はNolaという執筆ツールを使っているのですが、これが非常に便利!
ぜひ皆様にも、私が感じたこの感動を伝えたい! ということで、今回は創作ツール『Nola』の特徴と魅力についてご紹介していきたいと思います。

Nolaとはどんなサービス?

「Nolaとは何ぞや?」という方がいれば、「聞いたことはあるけど詳しくは知らない」という方もいるでしょう。そこで改めて解説すると、NolaとはPCとスマホで利用できる文書作成ツールのことです。ブラウザ版のほか、スマホアプリ版もリリースされており、iPhoneとAndroidの両方で利用できます。

そんなNolaではどんなことができるのか、ここからはNolaの基本的な機能をご紹介していきます。

原稿の執筆機能

こちらがNolaの執筆画面。左がPCブラウザ版・右がスマホアプリ版です。

Nola画面1.jpg
左側がPCブラウザ・右側がスマホアプリの執筆画面

一話ずつ執筆できるようになっており、小説執筆時に多用する「」、――、……などの記号の挿入、元に戻す・元に戻した操作をやり直す、ルビ・傍点の設定がワンクリック・ワンタップで行えます。
また、作成した資料にも飛べるようになっているので、各種設定を確認しながら執筆を進めることが可能です。

その他、原稿のエクスポートや自動字下げ機能のオンオフ、本文内の文字検索やプレビュー表示なども可能。小説やシナリオの執筆に役立つさまざまな機能が、ぎゅっと詰め込まれています。

プロット機能

Nolaにはプロットの作成機能も用意されています。

Nola画面2.png

このように起・承・転・結にブロックが分かれており、各項目は自由に並び替え可能。縦表示も行うことができ、実際に私もこちらの機能で作成したプロットをもとに執筆を進めています。

Nola画面3.png

 

有料会員になると、プロットの構成を序破急で作成できる『序破急モード』、自由に構成を作れる『カスタムモード』に変更することも可能です。

資料作成機能

登場人物や世界観の設定をまとめておける機能も。

Nola画面4.jpg

かなり細かく設定することができ、イメージ画像として自分で画像をアップロードするほか、プリセットから選択することもできます。

 

エージェント機能

Nolaには、ブラウザ版・アプリ版ともにエージェントなる機能が備わっています。こちらはNolaの運営スタッフが、自分の作品の商業化をサポートしてくれるというもの。

Nola画面5.png

こちらから作品を提出しておくと、Nolaのエージェントチームが中身を確認し、各出版社・編集部に作品を共有・商業化の打診を行ってくれるとのことで、実際にいくつかの作品が商業化されています。

Nolaエージェント機能によって商業化した作品例

・最強公爵令嬢の辺境おしかけ婚 フラウリーナ・ローゼンハイムは運命の追放魔導師に嫁ぎたい(コミカライズ)/漫画:めいじ、原作:束原ミヤコ
・落ちこぼれ転移者、全てを奪うハッキングスキルで最強に成り上がる ~最強ステータスも最強スキルも、触れただけで俺のものです~(コミカライズ)/漫画:ヨネモンタケアキ、原作:邑上主水
・棄てられ王子の最強イカダ国家 〜お前はゴミだと追放されたので、無駄スキル【リサイクル】を使ってゴミ扱いされたモノたちで海上都市を築きます〜(コミカライズ)/漫画:フミキチ、原作:タック


なお、こちらの機能を利用していない作品は勝手に閲覧されないとのこと。また、作品を提出したからといって商業化権の独占などは一切行われないため、他サイトで商業化の打診を受けた際は、問題なくそちらを受けられます。

 

投稿サイトとの連携も

Nolaを提供している『株式会社indent』は、小説投稿サイト『Nolaノベル』の運営も行っています。

Nola画面6.png

Nolaノベルへの投稿は、創作ツールNolaから簡単に行うことが可能。執筆だけに留まらず、そのまま読者や提携している編集部に作品を読んでもらうこともできます。