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公募Q&A「作品制作」 スマホで撮ったものでも応募できる?

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公募Q&A

動画のコンテストで、機材の指定がない場合、スマホで撮ったものでも応募できますか。

スマホでもなんら問題ありません。

今やスマホは立派な撮影機材

映像のコンテストで機材まで指定している公募はないように思います。
違いがあるとしたら、どんな機材かより、どんな応募方法かですね。
動画コンテスト、映画祭などへの応募方法は、主に以下の四つです。

・MOVやMP4形式のデータを応募フォームから応募。
・MOVやMP4形式のデータをDVD-RやUSBに保存して応募。
・Instagram、TikTokなどに動画をアップロード。
・YouTubeにアップロード。

SNSやYouTubeにアップすることで応募となる公募は、スマホで撮影した作品が来ることを想定しています。ですので、問題ありません。
それ以外は主催者に聞くしかありませんので、5件ほど主催者に問い合わせてみました。
結果は、5件とも「スマホ可」でした。

応募要項の中に、「フルハイビジョン(1920×1080)以上の画質とする」と書かれている公募もありましたが、昨今のスマホは高画質化し、複数のカメラを搭載している機種もあります。それならばフルHDどころか4Kでの撮影も可能です。
ということで、スマホだからだめということはありません。頑張って応募してください。

ただ、相当古い機種だったりすると、画素数も少なく、手振れ防止機能もないでしょうから、劇場公開されるような映画祭の応募作品と勝負になるかということはあります。
プラスチックのバットで打席に立っても違反ではないと思いますが、それでは打てませんね。

プロでもスマホで映画を撮る時代

最近のスマホの進化は恐ろしいくらいで、画素数は2000万画素、F値(絞り)を調節できる機種もあります。F値を小さくするとレンズの絞りが開放され、背景がボケてシャッタースピードが速くなるため、夜景も明るく撮影でき、動きのある被写体でも撮影できます。

こうした背景もあり、スマホで映画を撮る人が増えています。
SNSでは言わずもがなですが、プロでもスマホを使う監督もいます。
庵野秀明総監督は、視聴者投稿っぽく見せるためにですが、『シン・ゴジラ』の一部の撮影にスマホを使っています。
『オーシャンズ11』のソダーバーグ監督は3台のiPhone 7 Plus を使い、『Unsane』全編を撮影しました。

ただ、一つ忘れてはならないのは、スマホで撮影するのは全体の工程の一部ということです。
撮影するなら三脚やマイク、照明も必要です。映像には音楽や効果音、テロップを入れ、色調を補正し、無駄な部分をカットしたり、シーンの順番を入れ替えたりもするでしょう。
偶然、事故現場に居合わせた視聴者が撮りっぱなしの動画を投稿するのとは違います 。

編集するにはアプリが必要です。デフォルトで内蔵されたアプリや無料アプリもありますが、映画祭などに応募するのであれば、もっと上位機種も必要になってくるかもしれません。
また、パソコンで編集するなら、編集ソフトも必要でしょう。
そのあたりは、応募したい映像コンテストがどの程度のレベルの作品を求めているかで判断してみてください。

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