一灯の昭和の消ゑて冬薔薇 (いつとうのしょうわのきえてふゆそうび) 季語・冬薔薇 谷川俊太郎さんの訃報を聞いて、 学生時代、友人と詩を朗読したのを、思い出しました。 昼休みに立ち寄った書店内。 青い鳥文庫に、谷川俊太郎さんの詩集があり、手にとってみると、かの懐かしい詩に再会。 仕事の移動での疲れを、癒された思いでした。 谷川俊太郎さん、たくさんの素晴らしい詩を、ありがとうございました。 安らかでありますように。
- 如月
- 如月
再会のホームパーティー十日夜 (さいかいのほーむぱーてぃーとうかんや) 季語・十日夜 旧暦10月10日のお月見🎑収穫祭の時期になります。昨夜は、お月さまが見えなくて、残念でした。 ホームパーティーは妄想ですが(笑)先週末に仲間たちと収穫祭が開催されて、私も初めて参加しました。 しばらくぶりに、お会いした面々もあり、楽しい時間でした。 その後は、みかん狩りへ。 やっぱり、収穫があるのは、楽しいです(・∀・)
- 希家由見子
幼なじみの誕生日を祝った翌日、彼の「存在自体」が消えていた…。残された私は、彼の行方を追い続ける。 #pixiv 小説企画「執筆応援プロジェクト〜帰ってきたあの人〜」参加作品です。 応募できましたー! #執筆応援PJ24Oct #再会 #非日常 #失踪 #大学生 #数字 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23358894
- 如月
ひと針に念仏唱へ秋灯 季語・秋灯 (ひとはりにねんぶつとなえあきともし) 高山別院での中村久子展。 ずいぶん昔、テレビ番組「知ってるつもり」で、 初めて中村久子さんを知りました。 旅の予定になかった高山別院参拝でしたが、 思わぬ中村久子さんとの再会が果たせた思いで、感無量でした。
- 市川 摂
#第35回どうぞ落選供養 初めて公募に挑戦させていただいたお話です◎ 結果は落選ではありましたが、書いていてとても楽しかったです✩.*˚ ────────── タイトル:銀色の愛 「今何時?」 『二十三時四十二分です』 「了解。ありがとう」 お役に立てて良かったです、と丁寧な挨拶を述べてアンドロイドは再び自然環境音を流し始めた。 川のせせらぎ、鳥のさえずり。最新の音響効果で、目を瞑るとまるで森の中にいるのだと錯覚しそうだ。 『二十四時前になりましたので明日のスケジュールをお伝えします。研究レポートの提出、アンドロイド開発者の意見交流会』 それから、と明日の過密スケジュールを読み上げる無機質な声によって、心地の良い時間は強制的に終了させられた。 「……ありがとう。お疲れ様」 『お疲れ様でした』 ゆっくりと目を開けばそこに広がるのは大自然、ではなく書類で散らかった机、段ボール箱に入ったままのネジや部品。我が部屋ながら思う。よくもまぁここまで散らかせるもんだ。 電源が切れて動かなくなったアンドロイドを壁際に移動させる。次の開発は家事だけじゃなくて、レポートをまとめてくれたり、代わりに交流会に出席してくれるアンドロイドにしよう。 明日締切の研究レポートがまだ三分の一も出来ていないという現実から逃げるように天を仰ぐと、腹からぐぅと情けない音が鳴った。 『――腹鳴を確認しました。食事の準備を開始します』 突然背後から聞こえた声にうわぁ! と、柄にもなく大きな声を出してしまった。 その声には聞き覚えがあった。恐る恐る振り返ると、思っていた通り「そいつ」は立っていた。 「なんで、倉庫にしまってたはずなのに……『腹鳴を確認しました。食事の準備を開始します』 「いや、食事の準備はしなくていい」 チカ、チカ、と瞳のランプを点滅させた後、そいつは俺の意に反して部屋を出て行った。 「おい! 飯はいいから……あぁ、そうか」 旧型のアンドロイドは、予めプログラミングしている動作しか出来ないんだった。人間みたく柔軟な対応をする最新型のアンドロイドと共に生活しているせいですっかり忘れていた。 「おい、諦めろ。何もないぞ」 最後の食料だったカラカラに乾いた食パンも、昨日の夜中に食べ尽くした。 旧型アンドロイドは空っぽの冷蔵庫をスキャンしているのか、キョロキョロと中を見回している。その銀色の背中を見ているとあの日のことを思い出した。 ――今日からこの子がお前の母親だ。 卵みたいにつるんとしたアンドロイドの頭を撫でて、父は言った。 父は家政婦型アンドロイド開発の第一人者だった。プログラミングすれば食事の用意や掃除、あらゆる家事をこなすアンドロイドは、当時世紀の大発明と世界中から評価された。 天才だ! 神だ! そうやって崇められた父はその期待に応えるべく、一層開発にのめり込んでいった。息子の俺のことが見えなくなるぐらいに。 朝早くから夜中まで研究室に籠り、久しぶりに帰ってきたかと思えば熊みたいないびきをかいて眠る。 遊んでほしい、おしゃべりしたい、一緒にご飯が食べたい。言いたいことは山ほどあったが幼い俺は何も言えず、いつも一人で泣いていた。母がいれば、母が生きていれば、何度そう思ったことだろう。 金属で出来たアンドロイドを母だと思えと父は言ったが、俺には到底思えなかった。 指示された家事だけを行い、食事も摂らず、感情もない。ただ淡々とプログラミングされたことだけをこなすこいつのどこが母なんだと。 『スキャン完了。食材不足のため調理不可です』 未だに夢を見る。なんなら今朝も見た。 夢の中の俺は子どもになっていて、母の柔らかい腕に抱かれている。それから優しい声で名前を呼ばれ、俺が笑って母がつられて笑う。 ありもしない在りし日を想起して空しくなる、そこまでが毎度のお決まりだ。 「……母さん」 じわりと霞む視界に、自分が泣いていることに気付いた。違う、これは疲れのせいだ。零れた弱音もこの涙も。連日徹夜が続いていたから、そのせいで――。 「何して……」 旧型アンドロイドは何も言わない。ただ冷たい胸で俺を抱き締めた。 『可愛い息子』 「……は?」 『貴方は私の可愛い息子』 驚いたのは突然抱き締められたから、だけじゃない。 無機質なはずのその声が、夢の中で聞いた母の声と同じ声に聞こえたから。 『私の可愛い、可愛い息子』 なんだか胸がいっぱいになって、堪らずその背に腕を回す。 でもどうして倉庫から、そう言いかけたその時、テーブルに置いたデジタル時計が点滅した。デジタルの盤面は二十四時を示している。 あぁ、日付が変わってしまった。名残惜しいが感動の再会もこの辺にしておこう。スイッチをオフにしようと背中のスイッチ板に触れて、そのまま手を止めた。 「……あれ? オフになってる」 確かこの型は自動でスイッチがオフになる機能も、予備バッテリーもまだないはずだ。だとしたら、どうして――。 『私の可愛い息子、お誕生日おめでとう』 そうか、俺――。言われて思い出した。 「……もしかしてそれを言うために倉庫から?」 旧型アンドロイドはチカ、チカ、と瞳のランプを点滅させた。 ──────────
- サンド
#第35回どうぞ落選供養 供養してくださいましたら浮かばれます。 タイトル:かつ丼 「田中さん、今、松本が自白しました」 「もうだめかと思ったよ。また北村さんのかつ丼に救われたな。昨日、夕飯に出してもらえるよう頼んでおいたんだ」 「松本、涙流しながら食べてましたね。こんな温かい飯を食えていたら自分は今頃まともな人間になっていました。洗いざらい全部話します。罪を償わせてくださいって」 X町警察所の留置所では、四十八時間の拘留期限が切れる直前にかつ丼が出る。取り調べ中に出すわけにはいかないが、留置所が普通に提供する食事としては問題がない。 かつ丼の作り手は留置担当官の北村義久だった。 北村が初めて留置所でかつ丼を出したのは、記録的な大雪で停電した日だった。給食を乗せたトラックが道路封鎖で来られない日が続き、被疑者たちの栄養状態が悪化していった。インフルエンザにかかる者も出始め、見かねた北村は宿直室のガスコンロで被疑者たち全員にかつ丼を作った。暖房も入らず寒さにふるえていた被疑者たちは北村のかつ丼で身も心も暖められた。翌朝、自白者が続出し、X町の多くの事件が解決した。以来北村のかつ丼は、口を割らない容疑者の口を軽くするための秘策となった。刑事たちはこの目論見を北村には告げず、時々留置所の食事として北村にかつ丼を頼んだ。 北村の願いは、ただ被疑者たちを温かい食事で元気づけることだった。真心こめたかつ丼は、被疑者たちの頑なな心を柔らかくし、狡猾な精神を素直にし、サイコパスに常人の感情を取り戻させる力を秘めていた。 秘策が功を奏してX町の事件検挙率は飛躍的に上がったが、そう喜んでばかりもいられなかった。再犯率も上がったからだった。 カニカニ詐欺で起訴された斎藤は、刑期を終えた後、北村のかつ丼食べたさに、わざとⅩ町でオレオレ詐欺をはたらいて留置所に戻ってきた。「あのかつ丼、もう一度食べたかったんですよね」 突撃ユーチューバー松宮は、『やばい場所に潜入食レポ!』をする目的で、X町のファミリーレストランでわざと食い逃げ犯になった。「ええっ、取り調べってかつ丼出さないんですか?楽しみにしていたのに」 予想外の事態に田中は頭を抱えた。 再犯事件のことは北村の耳にも入り田中のもとにやってきた。 「田中さん、かつ丼目当ての再犯者が出たというのは本当ですか」 「実は、増えてます」 「被疑者を元気づけたいなんて、いい気になって、わたしはみなさんに迷惑をかけていたんですね……」 「どうか、自分を責めないでください。かつ丼を被疑者のために作って欲しいと頼んだのはわたしたちですから。しかし今の状況だと残念ですが、しばらく留置所でかつ丼は出さないほうがよさそうです」 「そうですよね」北村は肩を落としてうなずいた。田中は北村を力づけたかったが、何と言ってよいかわからなかった。 「北村さん、いつかわたしも食べてみたいな」 「田中さんには前から食べてもらいたいと思ってました」 「うれしいですね。きっと作ってくださいよ」 「ええ、きっと」 しかし、事態はそう簡単に収まらなかった。留置所食にかつ丼が出なくなったせいで、北村誘拐事件が起きてしまったのだ。幸い犯人はすぐ捕まり北村は無事だったが、犯行現場には北村を監禁できる二重扉の厨房が作られていた。 ここまで人を執着させるなんて、魔性のかつ丼だ。 犯人逮捕の翌日、北村は誰にも別れを告げずに退職届を残してX町から去っていった。 『ごめいわくおかけして申し訳ありませんでした』 迷惑をかけたのは北村ではなかった。取り調べのために、やさしい北村を利用して危険な目に合わせた自分だった。田中は北村に詫びたかったが、行方がわからないまま月日は流れ、定年を迎えた。 仕事人間だった田中は日々をもてあまし、閉じこもりがちで口数が少なくなっていった。 五月のある週末に警察学校の同窓会があった。家族に押されてしぶしぶ出席することにした。会場は銀座だった。「田中さん、久しぶりですね。昔と変わってないっていわれるでしょう」「いや、最近お腹の肉が重すぎて、百メートルも走れませんよ」一同はよくある中高年の会話をして近況を語り合い再会を約束して夕方前に解散となった。 ――たまに東京にくると人だらけで疲れるな。帰りの電車はまだだし、夕飯でも食べたら少しは時間がつぶせるかもしれない――高架下の小さな居酒屋や食堂がちらほら店を開けていた。すぐに目についた店に入ってみた。カウンター席が五つしかない。メニューはサバの味噌煮定食、唐揚げ定食、ビール、冷ややっこ。とりあえず夕食が食べられて電車の時刻までやりすごせる場所がほしいだけだった。 「いらっしゃいませ」「唐揚げ定食お願いします」「はい、唐揚げ定食ですね」女将がカーテンの奥に引っ込んだ。客は田中のほかに誰もいない。 出された茶をすすりながら店のテレビでニュースを見ていると、しばらくして目の前にすっとお盆が出てきた。 「あれ、唐揚げ定食は?」 顔を上げると、あっと声がでた。 北村が立っている。頭が白くなって皺もふえたが、笑顔が昔のままだ。 「温かいうちにどうぞ」 田中はいわれるままにひと口食べた。胃の腑にぬくもりが満ちてくる。ひと口、またひと口、目の奥が熱くなってくる。 「おいしいですか」 「ええとても」 「ならばよかった」(了)
- ゆうぞうへの返信karai
ゆうぞうさん 小説でもどうぞ・選外佳作 おめでとうございます! 「三十年後」読ませていただきました。 素敵で、優しいお話ですね。 子どもの時の友だちが三十年後の再会。いっちゃあなんですが、このべたな設定で、読ませますね。誠に恐れ入りました。正直、目から鱗です。 「そうなんだ、奇抜に考えなくても、ちゃんとした構成とストーリー性、表現力があれば、こんなにいい小説になるんだ」と思いました。きれいなラストも、私は好きです。 大変、勉強になりました。
- 【公募ガイド編集部】エビス
Kouboメルマガvol.172「相も変わらず」 こんにちは。 公募ガイド編集部のエビスです。 寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。 先日部屋の片づけをしていたら、 高校生時代に使っていた手帳が出てきました。 懐かしい再会に喜び、 「高校生の頃の懐かしい何か」に期待して ページをめくってみたら、あら不思議。 どのページもほとんど何の書き込みがない。 一冊通して、「始業式」「終業式」 くらいしか書かれていませんでした。 手帳をつけたり、日記を書いたりが どうにも面倒くさい。 という私の性格はずっと変わっていないようです。 学生時代の思い出に浸ろうと思って手帳を開いたのに、 自分のズボラさに直面し、悲しい気持ちになりました。 でも、部屋の片づけをして、 大昔に着ていたTシャツの間から 手帳が出てきた時点で、 こうなることは明らかだったような……。 部屋の片づけや毎日の記録。 できる人は尊敬しちゃいますね! 今回はこの辺で。 みなさま、今日も明日もあさっても、 素敵な公募・創作ライフを~!! ――INDEX――――――――― (1)メルマガ企画 編集部エビスのメルマガ大喜利 「みんなで鍋をつつきながらやっている裁判での光景」 (2)告知 Koubo テーマ別公募 「タイパで選ぶ」シリーズ 一挙公開! (3)告知 Koubo連載 高橋源一郎の小説指南「小説でもどうぞ」 第29回「癖」結果発表! (4)おすすめ記事5選! おすすめ公募5選! 編集部エビスが選ぶ 最近気になった公募 ――お知らせ――――――――― 【「公募ガイド2024年冬号」発売中!】 ◎特集「お笑い芸人にならなかったあなたに贈る 大喜利の世界」 冬号では「ユーモアを競う頭脳のスポーツ」、 大喜利の世界をご紹介。 大喜利はお笑い芸人のものだけじゃないんです。 今ホットな、素人も楽しめる大喜利シーンを知ってください! 特集スペシャルインタビューは、 「大喜利だけなら誰より観てる!」と話す 大喜利愛が半端なさすぎるタレント、奥森皐月さん。 両親の影響で、物心つく前からお笑い大ファンだそう。 そんな奥森さんに、大喜利の“ここが超絶面白い”を 超絶熱く語ってもらいました。 また、ダウンタウン松本氏とともに フリップ大喜利を生み出した倉本美津留さんを取材。 フリップ大喜利の原点について伺いました。 ◎連載 ・W選考委員版小説でもどうぞ 第7回選考会 高橋源一郎さん×篠田節子さん 第8回募集開始 高橋源一郎さん×中村文則さん ・中村航選「プロットだけ大賞」 ・せきしろの自由律俳句添削 https://koubo.jp/magazine/latest ■X(旧Twitter):@kouboguide ■Instagram:@kouboguide_mama 雑誌、WEB、SNSのご意見、ご感想、 創作にまつわる疑問は下記まで。 club@koubo.co.jp ////////////////////////////////// 編集部エビスのメルマガ大喜利 「みんなで鍋をつつきながらやっている裁判での光景」 ////////////////////////////////// 【ベスト回答】 ☆ 指入れてみろ。火傷しただろ、お前。 村山 健壱(50歳/広島県) 古代日本の裁判。 この切り口はなかなか思いつかない。 この回答のためのお題だったんじゃないかと思うくらい「正解」っぽさがあります。 お見事です。 【次点回答】 ☆ カニの日は黙秘権を行使しがち たまのいわし(48歳/岡山県) 「カニを食べているとき静かになる」は、 もうかなり使い古されたあるあるですが、 裁判との掛け合わせ方が お手本のような上手さです。 ☆ カンカン!おたま取ってください! みきちゃん(32歳/広島県) 「裁判官が持っている木槌」は 裁判でかなり初めのほうに思い付く 要素で、これ系の回答の被りは多かったです。 「みんながわりとすぐ思い付く要素」なので、 「カンカン!」で端的に情景を伝える 言い回しが効果的でした。 偶然ですが、今回は中国地方の人が強かったですね。 ■―――――――――― 次回の投稿企画は 「編集部マミの三行日記」をお届けします。 ベスト回答をいただいた方には ちょっとした粗品を進呈。 ↓詳細はこちら https://koubo.jp/contest/175631 ////////////////////////////////// Koubo テーマ別公募 「タイパで選ぶ」シリーズ 一挙公開! ///////////////////////////////// 1文字あたりの獲得賞金が高い、 いわゆる「タイムパフォーマンス(タイパ)」が いい公募を探してみました。 創作でお金を稼ぎたい人必見です! 総合ランキング https://koubo.jp/article/25576 小説・シナリオ部門 https://koubo.jp/article/25972 作文・エッセイ部門 https://koubo.jp/article/25709 標語・短詩型部門 https://koubo.jp/article/25685 童話・児童文学部門 https://koubo.jp/article/25939 //////////////////////////////////////// Koubo連載 高橋源一郎の小説指南「小説でもどうぞ」 第29回「癖」結果発表! //////////////////////////////////////// 高橋源一郎さんが審査員を務める Koubo大人気連載「小説でもどうぞ」。 今回の課題は「癖」。 大混戦で、上位4作品はハナ差で ゴールになだれ込んだ、という今回。 読んで、勝ち負けの分かれ目となった「決め手」を 理解すれば、「公募で勝つコツ」がわかるかも。 募集中の課題は「選択」。 締切は3月31日です。 ↓詳細はこちら https://koubo.jp/article/26038 //////////////////////////////////////// おすすめ公募5選! 編集部エビスが選ぶ 最近気になった公募 //////////////////////////////////////// プロレス好きなら見逃せない!選考通過で選手も参加の選考会に行けちゃう! ◆大日本プロレス 横浜武道館大会にて使用される新キャンバスのデザイン募集 【3月15日〆】 https://koubo.jp/contest/227834 応募資格は39歳まで。珍しい「組曲」の募集で、なんと賞金100万円! ◆群馬県館林市をイメージした組曲募集【3月24日〆】 https://koubo.jp/contest/226927 賞金30万円!たまごの会社のキャラクターを考えよう ◆たまご&カンパニー株式会社 公式オリジナルキャラクター案 大募集【4月30日〆】 https://koubo.jp/contest/227692 ファッション用品リフォームで、夢をかなえてもらおう! ◆お直しドリームキャンペーン第9弾【3月31日〆】 https://koubo.jp/contest/228305 漫画家志望なら見逃せない!超ビッグな漫画賞! ◆賞金総額最大1億円! 集英社青年漫画新人大賞【7月31日〆】 https://koubo.jp/contest/228237 ちなみに、毎週月曜に公開している 週刊「編集部オススメ公募」でも、 我々編集部が選んだ「気になる!」公募を紹介中。 ぜひ毎週チェックしてください! ↓詳細はこちら https://koubo.jp/article/list/tag/265 #メルマガバックナンバー
- かずんど
Karaiさん 「SOSEKIチャレンジングアワード2023」ですが、私の作は、久しぶりの再会という設定です。どういう再会かという事に、ひと工夫したつもりですが、どなたかと被っていない事を祈ります。 お互いに、出だしの一行目だけここつくログで発表してしまって、審査当日にわかるようにしたらどうだろうかと、一瞬思いましたが、一次審査で名前を伏せてまで公平性を重視しているこのコンテストで、それは反則だろうと、思い直しました。 それに「入賞作品の著作権は主催者に帰属します」と募集要項に書いてあるので、作者といえど、勝手に何か出来ないのでしょうね。逆に言うと、落選した作品なら自由に出来そうなので、それこそゆうぞうさんお薦めのエブリスタでも始めて供養するというのもいいかもしれません。 あ。お互いに朗読されるのでしょうから、余計な話でした。楽しみに待ちましょう。 私は『小説でもどうぞ』同様いつものペンネームで出しましたが、Karaiさんは?『書き出だしだけ小説』のお名前は、Karaiさんがアナグラムだとわかるものでしたが、そもそも『小説でもどうぞ』ではどうなのでしょうか。(お聞きしていいものかわからないので、この件は流してもらってけっこうです)。
- かずんど
「小説でもどうぞ」のテーマ「偶然」ですが、物語について考えるとき、「偶然」についてよく考えます。 映画『マグノリア』は、偶然をテーマにした名作だと思うし、キューブリック監督の『時計仕掛けのオレンジ』も後半の皮肉な偶然がもたらす展開が秀逸。 物語を考えるとき、すごい偶然の出会いや再会を設定すれば面白くなるのだろうか。基本的にはそうだと思う。けど、説得力を持たせるのが難しい。 世の中の名探偵、殺人事件に偶然出会いすぎ。だけど面白ければ、そこはあえて飲み込んで鑑賞出来る。その点、刑事のほうが、事件が起きたら捜査するので違和感がない。探偵も、事件が起きてから推理の依頼があって現場に行くならば違和感はない。でも刑事にしろ探偵にしろ、旅先などで偶然殺人事件に出くわしたほうがドラマチックだ。書くほうも筆が乗りそうな気がする。 すべての物語において、偶然をどうコントロールするかは、とても重要だという気がします。で、考えているうち、そもそも「偶然」って何なんだ?と、わからなくなります。 今日こそ、いい物語が、偶然思いつきますように!
- 公募ガイド編集部員マミ
Kouboメルマガvol.146「三カ月坊主にならないようにしたい」 こんにちは! 公募ガイド編集部のマミです。 mottomoメルマガがリニューアルし、 Kouboメルマガになってから 初めての執筆です! 前回の編集部エビスの配信で告知した通り 私の読者募集のコーナーでは 三行日記を募集します。 日記、みなさんつけていますか? 私はまったく続かないタイプだったのですが、 「三行日記」をネットで知り、 三行なら続けられるかもとスマホのアプリで始めたところ 約二カ月続いています! たった二カ月ですが、三日いや二日坊主だった私が こんなに長い期間続けられているのはすごいことなんです! 三行日記の良いところは、書くことが決まっているという点です。 なにを書くか迷うことがなく、 辛かったこと、嬉しかったこと、目標の三つを書けばよいので 疲れていても、一日の簡単な振り返りとして記録ができます。 また、マイナスからプラスに書くことが移っていくので、 とてもポジティブな気持ちになり、スッキリした気分で 一日を終えることができますよ。 みなさんも、一日の終わりに「三行日記」をつけて “心のデトックス”をしてみませんか。 何作品でも応募可能ですので、 本当に日記代わりにしていただいても構いません。 みなさんの日常をぜひ教えてください! 次に私がメルマガを配信するときには、 季刊公募ガイド春号が発売されていますね。 現在鋭意制作中ですので、お楽しみに! 再来週は、なんと編集部新メンバーが配信します。 どんなメルマガを書いてくれるのか、 私もワクワクしています。 それでは、引き続き公募・創作ライフを楽しんでいきましょう~! ――INDEX――――――――― (1)編集部マミの三行日記 (2)告知 koubo連載 氏くんの「#ものローグ」 第18回「家電」結果発表 (3)告知 Koubo連載 あなたとよむ短歌 vol.36テーマ詠「学校」結果発表 (4)おすすめ公募5選! 編集部マミが選ぶ 最近の気になるコンテスト ――お知らせ――――――――― 【「公募ガイド2023年冬号」発売中!】 ◎特集「評価に振り回されない」 創作や公募に「評価」はつきもの。 落選すれば悔しくなるし、 一度褒められた手法に こだわってしまうことも。 「評価」について、どう考え、 どう向き合うか。 小説家の白岩玄さん、神永学さん、鈴木輝一郎さん、 そして精神科医の名越康文さんに、 評価に振り回されずに書くコツや 評価を受けても書き続けるための秘訣について伺いました。 ◎連載 ・佐渡島庸平さん「創作お悩み相談」 ・W選考委員版「小説でもどうぞ」 第3回選考会 高橋源一郎さん×三浦しをんさん 第4回募集開始 高橋源一郎さん×井上荒野さん ・工藤玲音さん「絵to短歌」、ほか https://koubo.jp/magazine/latest ■Twitter:@kouboguide ■Instagram:@kouboguide_mama 雑誌、WEB、SNSのご意見、ご感想、 創作にまつわる疑問は下記まで。 club@koubo.co.jp ////////////////////////////////// 編集部マミの三行日記 ////////////////////////////////// 記念すべき初回募集です! みなさんの日常を垣間見ることができ、 とても楽しかったです。 ①最近辛かったこと、悲しかったこと、恥ずかしかったこと(創作に限らず) ②最近嬉しかったこと(創作に限らず) ③今考えている公募や創作の目標 の順でみなさまの投稿内容をご紹介します。 【ベスト回答賞】 ☆ ①バレンタインデーのコーナーを見ていて、 去年付き合っていた彼にプレゼントしたチョコレートと同じものを見ていて、 あの時に戻りたいとつらくなった。 ②大体いつも逢魔が時の時間帯に 出窓から外へ出ている猫がいる。 それを発見できたこと。 ③「私」を出した創作と、 「公」を強く意識した創作を うまく分けられるようになること。 megumii(静岡県/35歳) 素直な気持ちと、日常の一コマ、意識の高さ。 3つのバランスが絶妙なこちらの日記を選ばせていただきました。 特に③の創作目標が自分に真っ向から向き合っていて、 とてもかっこいいです。 【次点回答】 ☆ ①今夏終わるまでに引っ越し予定で、主人は超節約型。 毎週末、遊びもせず、新居へコツコツ荷物を運んでいます。 肩こり・腰痛が治りません。。 ②ある朝目覚めたら霧・霧・霧。 幻想的な雰囲気を味わえました。霧が静かに消えていくのも神秘的。。 ③なかなか100%満足のいくスケジュール帳に出会ったことがなく、 そのデザインコンテストに応募予定。 泉千香(海外/53歳) 自力で引越しは辛すぎますね……。 何気ない自然現象に喜びを感じることができるという 感性の豊かさにグッときました。 好きなデザインがないなら、作ろう! という妥協のなさ、素敵です! ☆ ①15年振りに友人と再会。 待ち合わせ場所で「久しぶり!」と声をかけたら、 相手が驚いた顔でフリーズ。 考えること数秒、人違いをしたことに気付き平謝りしました。 めちゃくちゃ恥ずかしかったです。 ②「何か趣味が欲しい」と言っていた母に色鉛筆をプレゼントしました。 母の作品を見た父が私に「お母さん、なかなか上手に描いてるぞ」と 嬉しそうに電話をくれました。家族の会話が増えて嬉しかったです。 ③創作の目標は、自分の強みを伸ばすことです。 猫田しろ(大阪府/41歳) ①の人違い、私も何回かやったことがあります。 おそらく相手はそれほど気にしていないと思いますが、 思い出しては恥ずかしくなってしまいます。 ②のエピソード、とても心が温かくなりました。 いくつになっても趣味を楽しむ時間を持つことは、 心の豊かさにつながりますね。 三「行」とありますが、あまり固く考えずに ゆるく楽しんで書いてくださいね。 たくさんの日記、お待ちしております。 ■―――――――――― 次回の投稿企画は 編集部(友)の「とったるぞ、●●賞!」 をお届けします。 ベストな投稿をいただいた方には ちょっとした粗品を進呈します。 ↓詳細はこちら https://koubo.jp/contest/173748 //////////////////////////////////////// koubo連載 氏くんの「#ものローグ」 第18回「家電」結果発表 //////////////////////////////////////// 「解熱剤『いいからお前らはさがってろ』」 のように、言わせるモノを挙げ、 そのモノにうまいことを言わせるコーナー。 第18回の課題は、「家電」でした。 最優秀賞は食洗器が放った一言。 「CMのコピーにも使えそう!」と 審査員の氏くんも大絶賛。 秀逸な一言がたくさん寄せられた このコーナーですが、なんと 次回の発表で最終回となります! ものローグの作品募集は終了していますが、 現在新コーナーを準備中です。 どんなコーナーになるのか 今から待ちきれませんね! ↓詳細はこちら。 https://koubo.jp/article/13762 続報をお待ちください! //////////////////////////////////////// Koubo連載 あなたとよむ短歌 vol.36テーマ詠「学校」結果発表 //////////////////////////////////////// テーマ詠で短歌を募集し、歌人・柴田葵さんと一緒に 短歌をよむ(詠む・読む)連載。 vol.36テーマ詠「学校」の結果発表です。 なんと過去最高約800首もの作品が集まりました。 今回の推敲のヒントは「説明を説明にとどめない」です。 表現したいことを説明するのは重要ですが、 単なる状況描写になっていませんか? 表現を少し変えるだけで、 作品にぐっと深みを持たせることができます。 ただいま、テーマ詠「ファッション」で作品を募集中です。 締切は3月31日(金)。 奮ってご参加ください! ↓詳細はこちら https://koubo.jp/article/13696 /////////////////////////////////////////////////////// おすすめ公募5選! 編集部マミが選ぶ 最近の気になるコンテスト /////////////////////////////////////////////////////// 私、編集部マミが最近「これは面白い!」と思った コンテストを5つご紹介します。 最近美味しかった地酒は「満寿泉」です。 呑みながら一句、詠んでみませんか。 ◆地酒川柳募集【3月31日〆】 https://koubo.jp/contest/173907 生のトマト、嫌いだったのに どうやって食べれるようになったか覚えていません。 簡単な工夫でも投稿OKです! ◆子どもの好き嫌いを減らすあなたの家の“作戦”教えてください!【4月3日〆】 https://koubo.jp/contest/172699 私は限定デザインがあるとついつい買ってしまいます。 マステでアート作品を作ってみよう! ◆mt art contest vol.5【4月30日〆】 https://koubo.jp/contest/56308 「3分間ノンストップショートストーリー」シリーズ私も大好きです。 大どんでん返しが待つ、児童向け作品を! ◆ショートショート募集『ラストで君は「まさか!」と言う』文学賞【5月31日〆】 https://koubo.jp/contest/171142 子どもの頃、よく買ってもらっていました。 イラストが実際に商品になるかも。 ◆第4回セボンスターデザインコンテスト【5月31日〆】 https://koubo.jp/contest/171105 #メルマガバックナンバー