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第4回キャンバスアートコンテスト

2024/10/07 掲載

締切日: 2024年11月30日（土）
主催者: 一般社団法人キャンバス
賞: 賞金20万円
応募資格: 障害者手帳をお持ちの方

主催者サイト

【賞金20万円】障がい者限定の第4回キャンバスアートコンテストを開催します。

募集内容

制作過程も作品と考え、制作活動や作品に対し、適正な評価と報酬がもらえるきっかけをつくります。メディアやSNSで発信し、あなた自身とあなたの作品をブランディング化するお手伝いをいたします。

作品規定

・制作した作品をカメラやスマートフォン等で撮影、もしくはスキャンして画像ファイルとして送信すること・障害者手帳を持っていること・1人3作品まで

応募方法/応募先

応募フォームから必要事項を記載の上、作品画像を添付の上ご参加ください。 https://canvaz.art/pages/register

応募時の会員登録

不要

募集期間

2024年11月1日（金） ~ 2024年11月30日（土）

応募資格

障害者手帳をお持ちの方

賞

最優秀賞：賞金20万円優秀賞：賞金10万円

入選点数

10点未満

審査員

一般ユーザーの投票

結果発表

2025年3月下旬結果発表時期：2025年3月31日公式サイトにて発表します。

諸権利

詳細は主催者WEBサイトを参照

前回応募数

500点

参考資料

出典：https://canvaz.art/pages/register
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。

主催者サイト

新着情報

つくログ

Kaoru Miyazawa
2025/02/02 10:21
第2章を細々と執筆中。すでにある小説をプロット細分化してボリューム出させているのでまだマシ。 3章もプロット書けたのでチェック依頼。ただ予想よりボリューム出てしまって困った。書けるかしら。
ハチャメチャ陽心
2025/02/02 09:04
今日から気分一新して創作に臨みますーーーとはいえ、地口落ち…ダジャレ落ちーーーやはりあれ、トントン落ち…調子よく話を進めて落とすーーー次はそれ、まわり落ち…話がひとまわりするーーーこんなところです。とたん落ち…話の最後で全体が結びつく逆さ落ち…最後で立場が逆転する見立て落ち…意表をつく落ち考え落ち…少し考えて可笑しみがわかる仕草落ち…身振りの表現でサゲる ※高橋源一郎先生著「一億三千万人のための『歎異抄』」を読むべき時かな、実家は浄土真宗ではないから自分に親鸞は合わないですね。
みぞれ
2025/02/01 22:23
明日から、警察小説の推敲を始めます。1週間が経ったので、寝かせる期間が終了しました。以前、知り合いとなった方から様々なアドバイスを頂けました。あと1ヶ月が本当の勝負だと自覚しました。本音は、一次先行突破が目標なのですが、受賞を目指す勢いで、鋭意努力します。そうしなければ、駄作中の駄作になる、と自分自身が分かり切っているので。推敲前に知人に読んでもらえたのですが……申し訳ないですが、あまり感想が参考にならず……ジェネレーション・ギャップの影響で、別世界の物語に感じられたようです。ほとんど客観的な視点を得られていない中で、推敲を進める状況が恐ろしいですが、400枚弱の小説が、少しでも良い結果を出せるように、頑張ります🔥
karai
2025/02/01 22:19
楽しくもなく、明るくもなく、オチさえない。ちょっと趣の変わった作です。落選供養いたしますので、よろしければ読んでやってください。 #第40回どうぞ落選供養テーマ〈演技〉　　『女優』　窓の曇りを手でぬぐった女は、暗いホームに立つ男の姿をじっと見つめた。女の眼にも男の表情は硬く、その口元はまるで何かに耐えるようにきつく結ばれていた。　汽笛が鳴り、汽車がゆっくりと動き出す。その時、窓の向こうで、耐えかねたように男が口を開き何かを叫んだ。だがその声は汽車の中にいる女の元には届かない。　男の声は聞こえなかったが、それが女の名であろうと、別れの言葉であろうと、もっと他の何かであろうとも、女に向けた愛の言葉であることは確かなことに思われた。　女は、窓の外に向かって二度三度と頷いた。汽車がホームを外れ、窓の外が闇になり、女は前を向いた。女の眼は、愛する男を捨ててまで進もうと決めた険しい前途を、強い意志を持って静かに見つめるようであった。しばし、線路を行く音だけが響いた。その後ふいに、女の肩が小さく震え、その頬に一筋の涙が流れた。　女の後ろを、線路沿いの街灯の光が音もなく右から左へと飛ぶ。静かに涙を流し続ける女の横顔を左に置き、その右側をエンドロールが縦に流れ始めた。　観客は皆、照明がついて初めて席を立った。まだ映画の余韻に浸っていたかった坂崎は、最後に出ようと決めて、出口に向かう客の流れを見ていた。　ラストシーンの工藤明美の横顔が脳裏に浮かんだ。ヒロインとして映画の中で華やかに輝き、観客を魅了し、静かな感動を残したあの女優が、自分の彼女であるという事実に、坂崎は今更ながら恐れにも似た感覚を持った。　坂崎と明美は高校の同級生であった。　高校時代から付き合っていたわけではない。三十歳を記念した同窓会に出向いたところ、明美も出席していたのだ。もう女優として成功していた明美が、場末の居酒屋に姿を見せた時は皆が歓声を上げたが、しばらくすると誰の目にも昔と何も変わらない一人の同級生にしか見えなくなった。　二人は共にクラス委員だった。生徒会や文化祭の準備で、共に動くことも多かったが、演劇部に在籍していた明美は何かと忙しく、坂崎が仕事の大半を引き受けた。明美は坂崎に頼みごとをする時、本当に申し訳なさそうに俯き加減に小さな声で言った。坂崎はそんな明美が好きだったが、坂崎が明美に思いを伝えることはなく、卒業後、互いに連絡をとることもなかった。　宴たけなわ、皆が自分のグラスも他人のグラスもよくわからない程に、思い思いの席に動き始めた中、明美が坂崎の隣に来た。「けんちゃん、お久しぶり。雰囲気、変わらないね」「久しぶりだね。ドラマも映画も、見てるよ」「ほんと？　ありがとう。うれしいわ」「君はすごいな。もう大女優だな」「やめてよ、大女優だなんて。ほんとまだまだ、これからなの」　少し俯き加減の静かな話し方は、ドラマや映画の中とは違って、昔と変わらないあの大人しかった明美のままだった。「けんちゃん、今は？」　それが結婚を聞いたのか、仕事のことか、よくわからないまま坂崎は答えた。「仕事は商社。気楽に独り身だよ」「へえ、そうなんだ」「うん」　同窓会の最後、皆で連絡先を交換した。その後、明美から会いたいと連絡があったのをきっかけに付き合い始めた。「高校の時から好きだったのよ」明美は初めての夜、坂崎に向かってそう言った。　遅くなっても必ず行くと言った明美は、きっと今夜も日付が変わるころに部屋にやってくる。夜でもサングラスでタクシーに乗り、少し離れたところでタクシーを降り、マンションの入口でそっと周囲を見回して誰もいないことを確認してから、エレベーターに乗り込む。そんな人目を避けるような付き合いが、もう三年になる。　先の話をしたことはない。一介の会社員である坂崎には、今や正真正銘の大女優となった明美との将来を、具体的にイメージすることなどは出来なかった。夜更けに来るということは、明日は久しぶりに休みなのだろう。今夜は部屋に泊って、明日の夜、帰るつもりだろうと坂崎は思った　映画の後、土曜の夕食を一人で済ませた坂崎が自宅に帰ると、マンションの前に一台のタクシーがハザードをつけて止まっていた。誰かを待っているようだった。部屋に入ると、明美がいた。「もっと遅くなると思っていたよ」　リビングのドアを開けながら坂崎がそう言うと、明美がソファーから立ちあがった。「珍しく早く終わったの。チーズケーキ、買って来たわ。食べる？」「うん、ありがとう。珈琲淹れるよ」　明美が初めて坂崎の部屋にやってきた時に持ってきたのと同じケーキであった。　二人は無言でチーズケーキを食べ、珈琲を飲み終えた。「あの話、受けることにしたの」　俯き加減に明美が言った。有名な映画監督からの求婚。　先月、週刊誌で監督と明美の仲が憶測交じりに報じられた後、坂崎は明美の口から、監督に求婚されたことを聞いていたが、それからどうしたのか、坂崎は明美に何も尋ねなかった。「そうか。君が決めたなら、それでいい」「そう。私が決めたの。けんちゃんは何も決めない。ずっと昔からそうね」　明美の頬を一筋の涙が伝った。　映画の中で女優が流す涙なら、その意味をしっかり受け止められる坂崎であったが、今の明美の涙の意味を、正しく理解出来ている自信はなかった。　明美が静かに部屋の鍵をテーブルに置いた。
齊藤　想
2025/02/01 20:47
ハチャメチャ陽心さんに続きましての落選供養です。 #第40回どうぞ落選供養『スタントマン』　このドラマは、水谷陽一郎の四十年にも渡るスタントマン人生の集大成となるはずだった。　タイトルは『赤穂浪士忠臣蔵』。古くから何度も映像化された、日本人なら誰もが知るストーリーだ。世界的な動画配信サービス会社が資金を提供し、大々的に世界に向けて配信する計画だという。　監督はリアルさを追求する井村誠司。井村監督は浅野内匠頭が切腹するシーンで、本物の刀を使いたいと希望した。　俳優を傷つけたら大ごとだ。切腹シーンにはスタントマンが必要。ということで、陽一郎にオファーがきたのだ。　陽一郎は決心した。切腹シーンは演技ではなく、実際に腹を切ってやろう。このシーンで、水谷陽一郎の名前を世界に知らしめるのだ。　陽一郎は、切腹シーンの練習を始めた。　まずは小型ナイフを目立たない脇腹に刺してみる。けっこう痛い。鎮痛剤で我慢できるレベルではない。部分麻酔をすれば良いのかもしれないが、感覚が無くなると演技に支障が出る。　陽一郎はスタントマンなので顔はでない。しかし、痛みをこらえる体の動き、肌の歪み、皮膚の痙攣の全てが、このワンシーンのために必要なのだ。　結局のところ、痛みに慣れるしかない。かといって、大事な腹を傷つけるわけれにはいかない。　陽一郎の年齢は六十に手が届こうとしている。だが、スタントマンとして日々筋力トレーニングを続けているので、肉体の美しさでは若手に負けない。　下腹を奇麗なまま保つために、陽一郎は太ももにナイフを突き刺して、痛みに慣れる練習をすることにした。　細い針から初めて、次に小型ナイフ、さらには包丁と、徐々に大きくしていく。長年連れ添った妻は、風呂場で体を傷つけている夫を見て「自殺しようとしている！」と救急車を呼んだこともある。　まさに血の出る練習によって、ようやく痛みに慣れてきた。　次の問題は、どの場所にどこまで刀を突き刺すかだ。それなりに血が流れないと、切腹の意味がない。　切腹の作法は腹を真横に切る一文字と縦横に切る十文字がある。切腹のシーンを長々と放映することはないだろう。陽一郎は切腹の方法を横一文字に絞った。　実際に自分の腹を切るのだから、印象的なシーンにしなければならない。皮膚を軽く傷つけるだけでは意味がない。かといって深すぎて重傷を負ったり、死亡したりしては撮影中止になってしまう。　皮膚を突き破り、皮下脂肪まで刀を突き刺すが、内臓は傷つけない。このギリギリのラインを狙うのだ。　深さを決定するために、陽一郎は知り合いの医者にレントゲン撮影を頼み込んだ。　医者に本当の目的を話したら止められるのが分かっているので、撮影上の理由だけで押し通した。医者も怪訝の表情を浮かべていたが、長年の主治医でもあり、スタントマンという仕事の性質上いろいろあるのだろうと深くは追及してこなかった。　研究の結果、ついに理想の深さと位置を特定することがきでた。小腸を傷つけないように、小腸と横行結腸の隙間を狙う。突き刺す深さは表皮と真皮を越えて、皮下組織の途中で止める。　これなら派手に血が出るし、勢い余って深くなっても安全だ。陽一郎はくり返し切腹の練習をした。目印として刀の裏側に小さな傷をつけた。体には目印を付けられないので、何度も練習した。撮影前日は出血に備えて充分な水分を取った。　あとは本番を迎えるだけだ。　撮影当日は大騒動になった。何しろ、だれもスタントマンが実際に腹を切るとは思っていない。陽一郎は刀を勢いよく腹に突き刺し、しかも横に動かしたのだ。　血糊だけでなく、実際の血が溢れる。途中で本物の血だとスタッフが気がついても、井村監督のカットの声がかからないので近づけない。　井村監督からのカットの声がかかったのは、陽一郎が力尽きる寸前だった。慌てて救護担当のスタッフが駆け寄り、陽一郎は救急車で運ばれていった。陽一郎は、救急車の中で、会心の演技にガッツポーズをした。　だが、当然のことながら問題になった。このまま放映するかどうか、配信会社では会議が行われた。　喧々諤々の議論の末、本人の意思であることと、あまりの迫真の演技に、そのまま放映されることが決定された。　ドラマの試写会は無事に完了した。試写会に呼ばれた陽一郎に、監督が満面の笑みで握手を求めてくる。　井村監督は、陽一郎をとにかくほめたたえる。「水谷さんのスタントは素晴らしい。やはり本物の持つ迫力は別格だ。あまりに水谷さんが素晴らしいので、ぜひとも水谷さんのスタントで撮り直しをしたいシーンがある。協力してくれるかね」　水谷は感動した。ついに認められる日がやってきたのだ。スタントマンとして最高の日だ。水谷陽一郎の伝説はここから始まる。「もちろんです。ぜひともお願いします。どんなシーンでもこなしてみせます」「さすがは水谷さんだ」　陽一郎が頭を下げると、井村監督は陽一郎の両手を強く握った。「では、さっそく吉良上野介が首を切られるシーンの打合せを始めたいのだが」

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