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文芸公募ニュース 12.27更新 文学賞発表情報

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文芸公募ニュース

毎月第2・第4金曜日更新の「文芸公募ニュース」最新版です。

2024年最後の、そして2025年最初の文芸公募ニュースです。
今回もどどーんと17件、発表情報を掲載。
※文学賞NEWSと文学トレンドはお休みします。

プロの登竜門文学賞 締切・発表スケジュール
エッセイ公募 締切・発表スケジュール
童話・児童文学公募 締切・発表スケジュール

文学賞発表情報

第36回舟橋聖一顕彰青年文学賞

故舟橋聖一氏は、井伊直弼なおすけを題材にした小説『花の生涯』を著した小説家。舟橋聖一顕彰青年文学賞では、令和6年9月1日現在、満13歳以上満30歳以下の人を対象に50枚以下の小説を募集した。

優秀作品
「アスパラガスの女たち」緒方水花里
〔プロフィール〕1998年、福岡県出身、早稲田大学卒。
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2024年度織田作之助青春賞

織田作之助が最初の小説を発表したときの年齢である24歳までの人の短編小説を対象とした、2024年度「織田作之助青春賞」の受賞作が決定した。

受賞作
「26分間のタユタイ」風吉サツキ
〔プロフィール〕2000年生まれ。千葉県在住、図書館勤務。
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第3回水の都おおがき短編小説コンクール

大垣を舞台とする、または大垣ゆかりのエピソードや事物が登場する短編小説を募集。応募数52編の中から、中村航の選考により入選作が決まった。

最優秀賞
「あなたと笑顔を結びたい」縫野裕知
優秀賞
「さいかいの夜」渡邉そよ香
佳作
「散歩道」川島太一
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第5回 食とコミュニケーションエッセイコンテスト

「食」や「コミュニケーション」をテーマに、実際に経験したこと、日頃思っていること、願いなど、当事者・家族・社会が笑顔になれるエッセイを募集。109編の応募があり、下記のように入選者が決まった。

最優秀賞
「お野菜くすり」西川かつみ
優秀賞
「おじいちゃんの手羽先」荒木洸佳
佳作
「食のバリアフリー社会への切なる願い」椿れもん
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令和6年度「男女の詩(ひとのうた)」募集

男女共同参画やワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)に関して日々感じていること、将来実現させたいことなどの思いを込めた作品を募集した「男女の詩(ひとのうた)」の結果が決まった。市内外より665編の応募があった。

一般の部
最優秀賞
「助け合い 補い合って 男女となる」しんのすけ
優秀賞
「性別ではなく一人一人の得意や個性をいかせる社会へ」近藤 己順
「男女を超えて 磨く人間性 輝かす個性 支え合う多様性」もふもふ
入賞
「天秤の 上に性別 のせない社会」具蔵
「そんなにも珍しいのか女性初『初』とは言わぬ日がいつか来し」かわせみ~ず
※小・中学生の部は省略。
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第11回たつごうエッセイコンテスト

鹿児島県龍郷町が毎年募集しているエッセイコンテストには全国各地から305編の力作が寄せられ、厳正な審査の結果、入賞作が決定した。

最優秀賞
「口紅」栄直美(愛媛県松山市)
優秀賞
「祈りの手紙」本田美徳(大阪府寝屋川市)
「祖父の詫び状」浅野理恵(福島県郡山市)
佳作
「島さばくり冥利に尽きる」福田順之(神奈川県三浦市)
「軍事郵便(家系の軌跡)」岡輝明(山口県山口市)
「母のにおい」植田旭彦(神奈川県南足柄市)
「明日への力」片山 ひとみ(岡山県備前市)
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第40回暁烏敏賞

古今東西の芸術、哲学に関する万巻の書に学び、20世紀上半期の精神文化界に大きな影響を与えた暁烏あけがらすはやを顕彰した暁烏敏賞の結果が発表になった。
応募数は第1部門33編、第2部門15編で、下記のように入選者が決まった。

第1部門
入選
「横井小楠と中江兆民における『西洋』認識」ー民本思想から民主思想へー」田中豊
佳作
「つかこうへい試論」坂本正彦
※第2部門 入選作品該当なし
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第45回BKラジオドラマ脚本賞

NHK大阪放送局(BK)主催の「2024年度45回BKラジオドラマ脚本賞は、年齢は25歳から79歳まで、148編の応募があった。

最優秀賞
「オーバーライト」水城孝敬
〔プロフィール〕埼玉県出身、東京都在住。大学卒業後、出版社に勤務するかたわら、シナリオを学ぶ。
佳作
「わたしの部屋」岡部雅子
「受験日の朝に」仮屋崎耕
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令和6年度「防災ラジオドラマ」シナリオコンテスト

徳島県、徳島大学環境防災研究センター、およびエフエム徳島の3者で構成する「防災ラジオドラマ」制作実行委員会では、徳島県が推進する防災施策の更なる普及啓発を目的として「防災ラジオドラマ」のシナリオを募集。第4回は「私の考える防災」をテーマに公募した。

最優秀賞
「必死に愛せよ、日常」松田涼花
優秀賞
「久保さんのチョコ活」小松波瑠
「ヘルメットを動かしたいのに」藤田知多佳
徳島賞
「波にふれる」オダマキミヤ
入選
「守りたい笑顔」森田 志保子 様
「ジオラマのおうち」木村千枝
「家族の防災ラプソディー」あな沢たくぬ
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第50回城戸賞

城戸賞は、映画製作者として日本映画界の興隆に寄与し、数多くの映画監督・脚本家・映画スタッフの育成に努めた城戸四郎氏を顕彰して創設。今回は第50回の節目の年だった。

大賞
「祝日屋たちの寝不足の金曜日」山口耕平
佳作
「ひらがなでさくら」宮崎和彦
「ファビアンは宇宙の果て」峰岸由依
「ゼクエンツ」森川真菜
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2024優駿エッセイ賞

日本中央競馬会主催。競馬、馬を題材としたエッセイを募集していた「優駿エッセイ賞」の2024年の結果が発表になった。応募数135編の中から下記のように入選作品が決まった。

グランプリ
「今はただ、彼のように」田谷季音
次席
「日本男児は走っているか?」久保田喬亮
「諦めなければきっと」菅野朝子
佳作
「寂しいのは俺だけじゃない」後藤朗夫
「油断してはならぬ」徳田金太郎
「すべてはその日のために」内藤まゆこ
「父の孤影」南浩之
「最期の日々」森本公久
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第26回柳波賞

林柳波は、「おうま」「スキーの歌」などで知られる童謡作詞家。柳波を顕彰した柳波賞には、一般の部469編、小中学生の部725点、計1194点の応募があり、下記のように入賞者が決まった。

柳波賞
「麦わら帽子」平正夫
一般の部
優秀賞
「名あくび」森水陽一郎
佳作
「大きなビワの木」髙橋 嬉文
「よるのていぼう」大村想
「夏がいた」芳山登
「ことばのちから」池田博
「綿毛さん」那由多
※小中学生の部は省略。
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第7回「ふう太の杜文学賞

ふう太の杜文学賞は、テレビ番組『まんが日本昔ばなし』の語り手として知られる木島平村出身の俳優、常田富士男さんがこよなく愛した「お米」にまつわる作品を募集。
今年は「おばあちゃんの手料理とごはん」をテーマにエッセイを募集した。
応募数は、第1部エッセイ110編だった。

第1部エッセイ(一般)
常田富士男賞
「おばあちゃんの味」南本志津子
木島平村長賞
「今は辛口バナナカレー」森本慶一
佳作
「おばあちゃんのコロッケ」大村香苗
「菜の花べんとう」東尚子
※第1部エッセイ(小中学生)は省略。
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第2回わたし大賞

讃えたい「人 モノ コト」を、①「賞状」と②「エピソード」の2点にまとめて応募する「わたし大賞」の結果が決まった。応募数は6810編だった。

わたし大賞
「満員電車の奇跡賞」植田郁男(埼玉県55)
「せいろの中華ちまきしか勝たんで賞」齋藤直美(東京都 53)
「人生を変えた質問賞」安部瞳(大阪府 48)
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第9回カメヤマ「あの人との、ひとり言」コンクール

亡くなられた大切な方に向けて手を合わせたとき、あなたの心に浮かぶ言葉を募集していた「あの人との、ひとり言」コンクールの結果が決まった。
応募は2790編あり、大賞、審査員特別賞、ペット賞、カメヤマ賞、入賞が決まった。ここでは大賞作品とともに発表する。

大賞
「帰省して、4歳息子と並んで手を合わせる。
一丁前に線香を立て、難しそうな顔をして一言。
『車のおもちゃがほちいです』
息子よ、ばーばはサンタさんちゃうで。」
しーママ(大阪府)
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第22回下田歌子賞

「志~今と未来を生きる「あなた」のために~」をテーマにエッセイ・短歌を募集。エッセイの部は、小学生の部180編、中高生の部1188編、一般の部154編、短歌の部は、小学生の部716首、中高生の部1042首、一般の部347首の応募があり、応募総数3627点だった。

エッセイの部
最優秀賞
「八十八才、八月八日という日」藤井通子(岡山県岡山市)
優秀賞
「誰かの手をさすりたい」赤岩真詠(東京都府中市)
「核医学治療のさらなる進歩に期待して」小木曽陽和(岐阜県恵那市)

短歌の部
最優秀賞
「グランマとおフロいっしょにはいりたい孫の願いで励むリハビリ」齋藤茂登子(岩手県盛岡市)
優秀賞
「五十過ぎ諦めし夢追い求む今度は出来ぬ理由理由わけは探さぬ」伊藤裕子(三重県いなべ市)
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令和6年度・第17回「1ページの絵本」

古河出身の鷹見久太郎が創刊し、児童文学史に大きな足跡を残した絵雑誌『コドモノクニ』とその後継誌『コドモノテンチ』。古河市に残る絵雑誌の絵に付する詩や物語を募集した「1ページの絵本」の入選者が決まった。
今年度は全国から小中学生の部5700編、一般の部512編の応募があった。

一般の部
大賞
「橙色の鳥」長根りんこ(青森県八戸市)
準大賞
「一歩」鈴木一華(東京都江戸川区)
※小中学生の部は省略。
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文芸公募ニュースバックナンバー
2024.12.27更新 発表:第36回舟橋聖一顕彰青年文学賞、2024年度織田作之助青春賞、ほか
2024.12.13更新 発表:第36回新美南吉童話賞、第35回伊東静雄賞、ほか
2024.11.22更新 発表:日本ファンタジーノベル大賞2025、論創ミステリ大賞か
2024.11.8更新 発表:第28回日本ミステリー文学大賞新人賞、第8回大藪春彦新人賞、ほか
2024.10.11更新 発表:第56回新潮新人賞、第61回文藝賞、第48回すばる文学賞、ほか
2024.9.27更新 発表:第18回島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞、ほか
2024.9.13更新 発表:第12回ハヤカワSFコンテスト、第6回ことばと新人賞、ほか
2024.8.23更新 発表:第14回アガサ・クリスティー賞、第2回創元ミステリ短編賞、ほか
2024.8.9更新 発表:第3回警察小説新人賞、第36回労働者文学賞2024、ほか
2024.7.26更新 発表:第15回創元SF短編賞、第7回田畑実戯曲賞、ほか
2024.7.12更新 発表:第45回小説推理新人賞、第9回カクヨムWEB小説コンテスト、ほか
2024.6.28更新 発表:メフィスト賞2024年下半期、第14回集英社みらい文庫大賞、ほか
2024.6.14更新 発表:第44回横溝正史賞ミステリ&ホラー大賞、第31回松本清張賞、ほか
2024.5.24更新 発表:第70回江戸川乱歩賞、第1回有吉佐和子文学賞、ほか
2024.5.10更新 発表:第23回女による女のためのR-18文学賞、第40回太宰治賞、ほか
2024.4.26更新 発表:第11回日経・星新一賞、第67回群像新人文学賞、ほか
2024.4.12更新 発表:第18回小説現代長編新人賞、第129回文學界新人賞、ほか