第17回アダチUKIYOE大賞
アダチUKIYOE大賞では、現代の浮世絵版画の制作に向けた〈版下絵〉を描く絵師を募集しています。
浮世絵版画は、絵師・彫師・摺師という三者の協業によって生まれる、日本独自の美術です。絵師が描いた下絵をもとに、彫師が版木を彫り、摺師が和紙に摺ることで、一枚の浮世絵が完成します。北斎や広重など歴代の絵師たちは、その時代の空気を映し出す作品を数多く生み出してきました。
アダチUKIYOE大賞は、平成21年に創設されて以来、「現代の浮世絵を生み出す絵師を発掘すること」を目的に開催されてきました。本賞では、現代の浮世絵制作において絵師として関わり、〈下絵〉となる作品を描いていただけるアーティストを広く募集しています。
受賞者は、アダチ版画の彫師・摺師と協働し、自らの作品を木版画として実現する貴重な機会を得られます。
あなたも、今の時代を映す“新たな浮世絵”の絵師として、職人たちとともに木版画作品を創