雪梁舎 工芸2025
日本の「工芸」は、世界に誇れる細やかな技術と特有の芸術性の高さを有します。この素晴らしい日本の「工芸」を、雪梁舎美術館から広く発信します。
古くから新潟は、金属加工の盛んな土地で職人が多く育っています。ほかにも、漆や染織、陶磁、木竹、ガラスなど幅広い分野でものづくりの精神が根付き、高度な伝統技術から、新しい表現技法の作品まで多彩に共存しています。この優れた技が、永く未来へと受け継がれていくことを願っています。
雪梁舎美術館は「美術育成財団」として設立した美術館です。ここに、新たに「雪梁舎 工芸2025」の開催を通し、熟練の工芸作家から次代を担う若い作家まで、また日本海に連なる大学の学生を含め、技法や会派にとらわれない“工芸の今、そして未来”を世に発表し、工芸の発展と振興、次代を担う作家の支援と育成を図って参ります。