林原美術館開館60周年 新作公募展「掌(たなごごろ)」
昭和39年(1964)10月1日、岡山城二の丸・対面所跡に、岡山の実業家故林原一郎氏が収集した東洋の美術品・工芸品を元に「岡山美術館」として開館した林原美術館は、本年(2024)で開館60周年を迎えました。その事業年度となる4月1日より、60周年を祝した企画を実施するとともに、各種の取り組みを開始します。
若手工芸作家を支援し伝統工芸の発展に寄与する新作公募展の作品募集の告知を開始します。この公募展は、「掌(たなごごろ)」と題し、「両の手で愛でる掌のアート」をコンセプトに作品を公募し(R7年8月受付)、選考して(R7年10月審査)、表彰・展示(R8年2月)するものです。今回は、「漆」がテーマですが、今後トリエンナーレとして金工、陶芸など、工芸の各分野を対象にしていきます。