第8回西周賞
幕末から明治初期に活躍した西周(にし・あまね:1829-1897年)は津和野町で生まれ、哲学や国際法をはじめとした西洋諸学の日本への受容に寄与し、我が国の学術界に大きな影響を与えました。
津和野町では、西周の優れた業績を顕彰し、その知的伝統を継承・発展させるべく、若手研究者育成とその支援を目的とした「西周賞」を明治維新150周年の平成30年に創設いたしました。なお、本賞は、平成29年12月2日に島根県立大学と津和野町のあいだで締結された「西周研究にかかる連携・協力に関する協定」関連事業の一環として、同協定の新全集編纂事業と並行して毎年開催しています。