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文芸公募ニュース 2.28更新 文学賞発表情報

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毎月第2・第4金曜日更新の「文芸公募ニュース」最新版です。

本日、2月28日、早くも2月が終わり、明日からはもう弥生三月。
暖かくなる季節を迎えると、公募もどんどん出てきます。優良情報を見逃しませんように!

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文学賞発表情報

第8回青い鳥文庫小説賞

第8回青い鳥文庫小説賞の入選作が決まった(応募数は不明)。
一般部門は、大賞と銀賞に該当作があり、U-15部門は佳作が4編、選ばれている。

入選者
一般部門
大賞
「謎解きはポップコーンと共に」(大塚和々)
銀賞
「ひまわり色の読書録」(水多千尋)
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第8回徒然草エッセイ大賞

47都道府県および5の国と地域より2446編の応募があり、下記のように入選者が決まった。今回のテーマは「はじまり」だった。

入選作
一般の部(応募数1285編)
大賞
「今日の私へ」吉田杏奈(16)(愛知県名古屋市)
優秀賞
「先生にでも」阿江美穂(72)(兵庫県加東市)
「なわとび名人」石川和巳(67)(埼玉県草加市)
「歩いた日」佐野由美子(54)(三重県鈴鹿市)
佳作
「私を変えた手紙」後藤里奈(35)(東京都杉並区)
「最果ての貴女へ」佐藤彩乃(30)(東京都小平市)
「この世界では五十を過ぎても八十を過ぎても」タケチヒロミ(兵庫県神戸市)
「『心の教訓』」本田美徳(61)(大阪府寝屋川市)
「『旅行をしよう』」望月由加里(39)(静岡県静岡市)

※中学生の部、小学生の部は省略。
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第8回宮古島文学賞

応募数98編を対象に、2月6日に最終選考会が行われ、下記のように入賞作品が決定した。

入選作
一席
「島の塔頭タッチューと電照菊」(国梓としひで・沖縄県)
二席
「アサギマダラ」(向井田周明・鹿児島県)
佳作
「春の嵐」(時津逸・長崎県)
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第8回生命いのちを見つめるフォト&エッセー

エッセー部門は、養老孟司、玄侑宗久、水野真紀の選考のより、下記のように入選者が決まった。

入選作
エッセー部門
一般の部

厚生労働大臣賞 「洗髪が教えてくれた事」平山直実(神奈川県)
日本医師会賞 「それでも愛おしい」丸山百合果(神奈川県)
読売新聞社賞 「妹が遺してくれたもの」鈴木恵美(宮城県)
審査員特別賞 「虹色の千羽鶴」二村直子(三重県)
審査員特別賞 「いのちの伴走者」加藤有里(愛知県)
審査員特別賞 「掌の記憶」原貴子(東京都)

※中高生の部、小学生高学年の部、小学生低学年の部、フォト部門は省略。
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第28回風花随筆文学賞

風花随筆文学賞は、福井県出身の芥川賞作家津村節子氏の随筆集『風花の街から』にちなんで「風花」を冠した文学賞。
第28回となる今回は一般・高校生の部を合わせ、全国から4421編の応募があった。

入選者
最優秀賞
「六十年後にまた会う日まで」(京都府・木村留奈)
優秀賞
「機窓から」(福岡県・渡辺誠二)
「祖父の詫び状」(福岡県・髙尾光秀)
「喫茶店の扉」(東京都・若菜友里香)
「家族の時間」(愛知県・横山恵津美)

※高校生の部は省略。
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第15回マックス「心のホッチキス・ストーリー」

応募総数20,475編の中から受賞作品が決定した。
ここでは大賞作品の全文を紹介。他の作品はWEBを参照。

入選作
マックス・心のホッチキス大賞
I(アイ)(埼玉県 / 55歳)

 娘の部屋の掃除をしていた時である。ふと本棚に目をやると、一冊だけ絵本があった。
 我が家はマンションで、娘が幼い頃にたくさん持っていた絵本は、幼子がいるご家庭へすべて渡したと妻から聞いていたので、なぜ一冊だけ残っているのか不思議に思った。
 小学校から帰ってきた娘にその理由を訊いてみた。すると彼女はこう答えた。
「私にとってのはじめての物語だから」
 それを聞いて、ふと昔の記憶が蘇った。その絵本は娘が生まれて初めて読み聞かせをした絵本だったことを。大のお気に入りで、何度となくせがまれるままに、夜寝かしつけながら読んだ日々のことを。
 娘も当時のことを思い出したのか、少し照れくさそうに笑った。
 今、娘の本棚には絵のない本が所狭しと並んでいる。はじめての物語から10年。娘の物語はこれからである。
 思わず嬉しくなった私は、久し振りに娘と一緒に、その絵本を声に出して読んだ。あの頃のように二人で、笑いながら。

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第23回ことのは大賞

全国から3810編の応募があり、下記のように入選者が決まった。
今年の入賞作品のイラストパネルを過去作品と合わせて2025年3月7日~4月2日に島根県立図書館で展示。

入選作
知事賞
「初給料」
今日はおごりと
メニュー見せるけど
涙がにじみ
料理決まらず
(岐阜県・江﨑英樹)

会長賞
「大きくなったら、何になりたい?」
「大きくなる時に決める!」
5歳の娘よ、これからの時代、それが正解かもしれないなぁ。
(大阪府・井上瑞穂)

※こっころの部は省略。
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第17回つたえたい、心の手紙

775編の応募があり、厳正な審査の結果、受賞者が決まった。

入選作
金賞
「振り袖姿の私を見て大泣きしたおばあちゃんへ」(神奈川県・高橋萌香・27歳)
銀賞
「じぃじへ」(東京都・帶包ひかり・7歳)
「お義母さん」(京都府・竹岡千賀・71歳)
「やっと言えた母への『ありがとう』」(京都府・矢野実紀・51歳)
「私の仕事を見守ってね」(東京都・田中典子・48歳)
「ここから」(埼玉県・鹿住敏子・67歳)
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第55回九州芸術祭文学賞

九州・沖縄8県と3政令指定都市から選ばれた地区優秀作11編を対象に、最終選考委員の村田喜代子、小野正嗣、青来有一、浅井茉莉子の4氏が選考し、下記のように受賞作が決まった。応募総数は251編。

入選作
最優秀作
「雨粒のゆくえ」きのみやはる(長崎県・36歳)
佳作 
「ヒアカムズザサン」豊島浩一(鹿児島県・55歳)
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文芸公募ニュースバックナンバー
2025.2.28更新 発表:第8回青い鳥文庫小説賞、第8回徒然草エッセイ大賞、ほか
2025.2.14更新 発表:第11回林芙美子文学賞、第21回坊っちゃん文学賞、ほか
2025.1.31更新 発表:第28回伊豆文学、第20回木山捷平短編小説賞、ほか
2025.1.17更新 発表:第10回藤原正彦エッセイコンクール、第59回北日本文学賞、ほか
2024.12.27更新 発表:第36回舟橋聖一顕彰青年文学賞、2024年度織田作之助青春賞、ほか
2024.12.13更新 発表:第36回新美南吉童話賞、第35回伊東静雄賞、ほか
2024.11.22更新 発表:日本ファンタジーノベル大賞2025、論創ミステリ大賞か
2024.11.8更新 発表:第28回日本ミステリー文学大賞新人賞、第8回大藪春彦新人賞、ほか
2024.10.11更新 発表:第56回新潮新人賞、第61回文藝賞、第48回すばる文学賞、ほか
2024.9.27更新 発表:第18回島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞、ほか
2024.9.13更新 発表:第12回ハヤカワSFコンテスト、第6回ことばと新人賞、ほか
2024.8.23更新 発表:第14回アガサ・クリスティー賞、第2回創元ミステリ短編賞、ほか
2024.8.9更新 発表:第3回警察小説新人賞、第36回労働者文学賞2024、ほか
2024.7.26更新 発表:第15回創元SF短編賞、第7回田畑実戯曲賞、ほか
2024.7.12更新 発表:第45回小説推理新人賞、第9回カクヨムWEB小説コンテスト、ほか
2024.6.28更新 発表:メフィスト賞2024年下半期、第14回集英社みらい文庫大賞、ほか
2024.6.14更新 発表:第44回横溝正史賞ミステリ&ホラー大賞、第31回松本清張賞、ほか
2024.5.24更新 発表:第70回江戸川乱歩賞、第1回有吉佐和子文学賞、ほか
2024.5.10更新 発表:第23回女による女のためのR-18文学賞、第40回太宰治賞、ほか
2024.4.26更新 発表:第11回日経・星新一賞、第67回群像新人文学賞、ほか
2024.4.12更新 発表:第18回小説現代長編新人賞、第129回文學界新人賞、ほか

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