第4回 未来の絵金 コンテスト -ミニ屏風をつくろう 特別編-
絵師 金蔵、通称「絵金」(1812~1876年)は、幕末の土佐で活躍した絵師で、歌舞伎などの芝居を二つ折りの屏風に描いた「芝居絵屏風」を大成させました。芝居絵屏風は土佐の各地で絵金や弟子たちによって描かれ、これらを描いた絵師も、“絵金さん”と呼ばれました。土佐ではついこの間まで、子どもが絵を描いていると「絵金になるかや」(絵描きになるのか)といわれ、絵金は画家の代名詞ともなっていました。
絵金蔵では絵金文化が末永く後世へ繋がっていくことを願い、未来の絵金を見つけるコンテストを開催いたします。入賞作品は、芝居絵屏風を模したミニ屏風にし展示いたします。
また、令和8年は絵金没後150年の年となります。これにちなみ、今回のテーマでは皆様の自由な発想で150年後の「何か」を描いてみてください。