名古屋工業大学建築学科は、わが国の建築高等教育を担ってきた古い歴史を持ち、特に組織的な建築設計の場に優秀な人材を輩出してきた。鈴木禎次は、その創成期の建築教育を支え、いとう呉服店（松坂屋の前身）、伴華楼（伊藤家別荘「揚輝荘」内）、重要文化財 諸戸家住宅主屋洋室などの実作によって東海の辰野金吾とも言われた建築家である。夏目漱石の義弟としても知られ、『三四郎』の初めに名古屋が出てくるのはそのためであると言われている。 光鯱会（名古屋工業大学建築学科同窓会）は、創設100周年にあたり、鈴木禎次の名を冠する本賞を、記念事業として創設する。

募集内容

・創造的で、かつ機能的にも技術的にも卓越した建築作品と、その設計者を讃えることを目的とします。 ・日本の組織型設計体（組織設計事務所およびゼネコン設計部など）において、特に若手設計者による建築作品を募集します。

作品規定

竣工後5年以内の建築作品を対象とします（再応募も可）。 ・建設地は国内外を問いません。 ・用途・規模は問いません。

応募方法/応募先

所定応募書類（様式1および様式2）を以下に従ってご提出ください。 【様式1】応募者情報および作品情報等 内容：当WEB「応募書類」欄の“(参考資料)様式1の項目リスト”をご参照ください。 提出方法：所定Webフォーム（google form）へご入力ください。※1) 提出先：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSczpkSz-EU5CUVLUkQQSMRk8hMJOvg8EZ6pXAqG2TX-EPZrlA/viewform ※所定Webフォームにアクセスできない場合：“(予備資料)様式1のEmail提出用Excel”にご記入の上、様式2とともにEmailでご提出ください。 【様式2】作品表現シート 内容：当WEB「応募書類」欄にある”様式2(作品表現シート)”をご参照ください。※2) 提出方法：任意のファイル転送サービスまたはEmail添付ファイルでご提出ください。 提出先：teijisudzuki@gmail.com 枚数：A3判4枚まで。 ファイルタイプ：PDF形式（印刷品質）とJPG形式（6,614×4,677pixel程度；実寸400ppi程度）の両方をご提出ください。 ※以下項目の「設計のポイント」を含めて表現してください。 ①設計の主旨 ②特筆すべき優れている点（新しい点） ③技術面（構造・環境など）での特徴 ④その他（上記のほかに強調したい点など）

応募時の会員登録

不要

募集期間

~ 2025年7月15日（火）

応募資格

竣工後5年以内の建築作品を対象とします（再応募も可）。 ・建設地は国内外を問いません。 ・用途・規模は問いません。

賞

鈴木禎次賞　大賞：一点　賞金20万円 鈴木禎次賞　優秀賞：数点　賞金5万円 鈴木禎次賞　佳作：数点　賞金3万円

審査員

青木茂（建築家、青木茂建築工房 会長　※ゲスト審査員） 徳久光彦（元 戸田建設 常務執行役員 建築設計統轄部長） 井戸田秀樹（光鯱会本部長、名古屋工業大学教授） 加茂紀和子（名古屋工業大学教授） 夏目欣昇（名古屋工業大学准教授）

結果発表

2025年10月下旬 募集開始：2025年4月中旬 申請書・作品資料〆切：7月15日(火)　必着 一次審査の結果通知：8月15日(金)ごろ　 ※準備ができ次第ご案内いたします。 授賞式：11月18日(火)於：名古屋工業大学 冊子発行：2026年4月 予定

諸権利

詳細は主催者WEBサイトを参照

前回応募数

62点

出典：https://archi2.ace.nitech.ac.jp/kokokai/tsa9/
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