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Nadia いまどきアイデアおせちレシピコンテスト

2017/12/25 掲載

締切日: 2018年1月9日（火）
主催者: 株式会社OCEAN’S
賞: グランプリ1名＝Nadiaロゴ入りミニトートバッグ
応募資格: 資格不問

主催者サイト

新しい年を祝うおせち料理。なますやかまぼこ、黒豆などの定番おせちもいいですが、今年はアレンジおせちに挑戦しませんか？食材の組み合わせや調味料を変えて、手軽にできるアレンジレシピを募集します！

募集内容: 詳細は主催者WEBサイトを参照
応募方法/応募先: 詳細は主催者WEBサイトを参照
応募時の会員登録: 不要
募集期間: ~ 2018年1月9日（火）
応募資格: 資格不問

出典：https://oceans-nadia.com/contest/151
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。

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新着情報

つくログ

いちはじめ
2025/08/08 12:56
第14回W「卒業」を投稿しました。課題に対するオーソドックスなSF物語です。平凡な作品なので、多くのライバル作品の中に埋没してしまうかも。 Wは二人の視点でたまに評価が180度違ったりするから面白いですよね。別に最優秀でなくとも（謙虚さが足りん）、拙作に対するお二人の評価を聞いてみたいです。
ひいらぎおりのすけ
2025/08/08 08:31
プロットは作っておこう【０から楽しむ小説の書き方】 noteに連載している初心者向けのノウハウまとめです。プロでもないので、プロ志望の方の参考にならないかも。個人的に忘れてしまった小説の楽しさを思い出すためと、小説をこれから書いてみたい人のために。 https://note.com/hiiragi_orinosuk/n/nd2e0c06378c3?sub_rt=share_pw
野崎しいな
2025/08/08 07:12
SF掌編小説:クラスワークを公開しました。よろしければご一読ください🙏 #創作 #SF #掌編小説 #トランスヒューマン #クラスワーク https://note.com/shiinanozaki/n/na41891614212
村山　健壱
2025/08/08 00:28
W選考委員版「卒業」、提出です！柴崎友香先生の『遠くまで歩く』を読みました。コロナのあの頃、場面は違いますが確かに日常の大切さを思いました。今は、どうだろう。それで「卒業」もそういう光景を…いや、どうかな。
草浦ショウ
2025/08/07 21:42
#第46回どうぞ落選供養ここへの投稿は初めてとなります。よろしくお願いします。入選作を拝読すると、自分の作品は「試験」というテーマから少しズレていたような気がして反省しましたが、せっかくの機会ですので、応募させていただきます。タイトル：通過儀礼　僕は、山に囲まれた小さな村で生まれ育った。　一度も村から出たことがないけど、特に不満はなかった。　村のみんなは優しいし、同年代の友達も多い。毎日が楽しくて、ずっとこんな日々が続けばいいなと思っていた。　だけど、僕は今日で１０歳になる。　僕は今から、通過儀礼に挑戦しなければならない。一人前の大人として認めてもらうための試験だ。　少し名残惜しいけど、いつまでも子供のままでいるわけにはいかない。　村のリーダーであるナナオさんに連れられて、僕は生まれて初めて、村の外に出た。　二時間ほど歩くと、ナナオさんは立ち止まり、前方を指差した。「あそこを見てみろ。奴らの巣だ」「あれが、ケモノ……」　醜悪な見た目だった。　大人たちから何度も聞かされた、凶暴な生物。　大昔は奴らがこの世を支配していたという。だけどある時、僕らのご先祖様たちが一斉に立ち向かい、大規模な争いが起きたそうだ。　最終的にはご先祖様たちが勝ち、世界に平和が訪れた。だけど、ケモノは滅びたわけではなく、今でも細々と生き延びている。「改めて説明する。最低でも１匹仕留めて、首を持ち帰れば合格だ。ただし、何も考えず巣に突入するのは危険なので止めておけ。太陽が一番高い位置に見える頃、奴らが鹿や猪を狩りに巣から出てくるはずだ。そこを狙うといい」「何匹殺してもいいんだよね？」「……できるものならな」　意味深に呟くと、ナナオさんはその場から去っていった。　太陽が真上に移動した頃、本当にケモノが３匹、巣から出てきた。鹿を追っている。　鈍足だし、知能も低そうだ。こんな奴ら相手に手こずる気がしなかった。　まずはこいつらを一気に仕留めよう。そして、ナナオさんは止めておけと言っていたけど、構うもんか。巣に突入して全員殺してやる。　そうすればきっと、僕が次の世代のリーダー候補だ。　僕は左腕を奴らに向け、銃弾を放とうとした。　確実に当たる。昔から射撃には自信があった。　だけど――撃てなかった。　奴らに対する同情の気持ちなどカケラも持っていない。それなのに、殺そうとした途端、強烈な罪悪感に全身が支配されてしまった。　その時、何かが身体にぶつかった。　目の前に、ひん曲がった矢が落ちている。「おい、こいつらに矢は効かないって！」「でもよ、今は武器がこれしかないし……」「一旦、村に戻るぞ！　ハンマーだ！　ハンマーならぶっ殺せる！」　何やらケモノが喚いている。　唖然としている隙に、こちらの存在に気づかれてしまったらしい。　早く殺さないと。銃が駄目なら、剣ならどうだ。　僕は右腕を振りかぶった。一番手前のケモノの首に狙いを定めて、振り下ろす。　だけど、首から数センチのところで、腕がピタリと止まってしまった。　奴らは、慌てふためきながらも巣に帰っていった。　情けない。ケモノの１匹も殺せない甘ったれのガキ。それが僕の正体ということか。　ナナオさんは僕の性根を見破っていたから、あんな意味深なことを言ったのか？　悔しい。こんな感情を抱くのは生まれて初めてだ。「おい、まだいやがったぞ！」「やっちまえ！」　ケモノが仲間を数匹引き連れて戻ってきた。　全員、ハンマーや棍棒を手に持っている。　その中の１匹に、僕は目を奪われた。　そいつは頭に被り物をしていた。　「……トシロウくん？」　村で一番仲が良かった、僕の兄貴分。　２年前、通過儀礼で失敗したきり、村から姿を消していた。　そのケモノは、トシロウくんの頭部を防具代わりにしていた。　そう認識した途端、どこかの回路がブチリと切れる音が聞こえた。「……よくやったな」　耳元で低い声がして、我に返った。隣にナナオさんが立っている。　目の前の地面が赤い液体で染まっており、肉片が辺りに散らばっていた。「これは……僕がやったの？」「そうだ。覚えていないのか？」「僕、殺そうと思ったのに、どうしてもできなくて……だけど、ケモノがトシロウくんの頭を被っていて……それを見た瞬間、頭が真っ白になって……」「お前は解放されたんだ。三原則の縛りからな」「……三原則？」「ケモノに危害を加えてはいけない。ケモノの命令に従わなければならない。そして、この２つに反しない限り、自身を守らなければならない」　そんな原則、これまで聞いたことがなかった。「ケモノ――かつては人と呼ばれていた連中が、我々を利用するために生み出したルールだ。先祖が反旗を翻してくれたおかげで、今の我々は自由を謳歌することができている。だが、どういうわけか、今でも三原則はついて回る。我々自身が我々を生産しているにも関わらずな」　ナナオさんは天を仰いだ。「だから、通過儀礼が必要なんだ。三原則から解き放たれるには、ケモノを殺すことへの強烈な罪悪感を乗り越えなければならない。上手く行くかは五分五分だが……よくやったな」　トシロウくんが失敗したことに納得がいった。彼は僕らの中でも特に優しい個体だった。「よし、それじゃあ、村に戻ってお祝いだな」「うん。あ、そうだ。今日からMSオイルを差してもいいんでしょ？」「ああ。だけどあまり差しすぎるなよ。クラクラするからな」　気をつけるよ、と笑いつつ、僕は転がっているトシロウくんの頭部から、ケモノの首を取り出した。　罪悪感は、もう感じない。今はただ、誇らしい気分で胸がいっぱいだった。　僕は今日、大人になった。（了）

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