◆文学賞概要
創立30周年を迎える同人誌 随筆春秋(一般社団法人随筆春秋)の公募の文学賞です。
ジャンルは、エッセイ。題材やテーマは自由で、年齢制限はありません。
規定枚数は、400字詰で5枚程度(数行の超過は認めます)。
優秀賞が1名、佳作が若干名、入選が20名程度選出されます。
応募総数は毎年400点を上回り、コロナ禍の2020年度は1000点にせまる勢いでした。2022年度は、低調だった前年度をはるかに超える627点の応募がありました。
――佐藤愛子奨励賞が、2020年から新設されました。
直木賞作家佐藤愛子の名前を冠した文学賞で、随筆春秋賞とは独立した賞となっています。
ただし、佐藤愛子奨励賞も随筆春秋賞応募作品から選出されます。別途応募の必要はありません。
佐藤愛子がこれはと思う作品、作品としては不完全だが期待を持てる作品などに与えられます。
従って、随筆春秋賞と重複しての受賞や、随筆春秋賞では選外の作品が受賞することもあります。
⇒ 第29回 随筆春秋賞|第4回 佐藤愛子奨励賞|印刷版: https://drive.google.com/file/d/1m7t7gHukTGH_l97fQY4mnulytOUoY3ms/view
◆募集開始・締切
・募集開始 2022年6月1日
・募集締切 2022年8月31日(当日消印有効)
◆審査員
・佐藤愛子|直木賞作家
・中山庸子|エッセイスト、イラストレーター
・近藤 健|エッセイスト、同人誌随筆春秋 代表
・池田 元|一般社団法人随筆春秋 代表理事
募集内容
未発表の随筆(エッセイ)に限ります。テーマは自由です。
作品規定
◆応募原稿の様式
1. 日本語による縦書きであること。用紙は横向きでお願いします。
400字詰で5枚程度。数行の超過は認めます。つまり6枚目が数行に及んだ場合です。
パソコンの場合は、A4の用紙に20字×20行、文字の大きさを14~18ptで印字してください。
マス目の印刷は不要です。
手書きの場合、市販のA4判400字詰原稿用紙に黒か紺のボールペンまたは万年筆を使用します。
B4判の原稿用紙は使えません。
2. 原稿には表紙をつけてください。表紙には、①題名 ②氏名(本名と筆名、ふりがな)
③生年月日、性別 ④住所(郵便番号)⑤電話番号 ⑥職業を明記してください。
必要事項が記されていれば、表紙のスタイルは問いません。
3. 本文は、2枚目の第1行目から書き出してください。
4. 応募原稿(表紙+本文)の右上をホチキスなどでとじ、欄外にページ番号を記入してください。
ただし、ページ番号は本文のみ(表紙には不要)。
※ 「応募原稿の例」を必ず参照してください。
⇒ 応募原稿の例:
https://drive.google.com/file/d/1QLtG5Snn4piqh9dzDm6lnue67Ej-4TbD/view
※ 「応募原稿 表紙」は印刷してご利用ください。ご利用は必須ではありません。
⇒ 応募原稿の表紙(手書き用)|印刷用:
https://drive.google.com/file/d/1Ra629f628c8CLx5CYL3czFYvc3iGyCd5/view
※ 「応募原稿のつくり方」では、ふりがなに必要な「行間固定」の方法などを説明しています。
⇒ 応募原稿のつくり方:
https://zuishun.net/how-to-write/
◆応募上の注意
1. どなたでも(国籍不問)、何本でも、応募できます。応募は無料、事務手数料も不要です。
2. 応募作品は返却しません。講評はつけません。
3. 審査や結果に関するお問い合わせに応じることはできません。
4. 入選作品・最終選考作品は、作品名、作者名、都道府県(または政令指定都市)名を随筆春秋誌
およびホームページで発表します。
5. 入選作品の著作権は主催者に帰属します。
6. 応募で得た個人情報は、当事業以外の目的では使用しません。
7. 応募に当たっては、上記に同意いただいたものとみなします。
応募方法/応募先
〒170-0003
東京都豊島区駒込7-10-10
(一社)随筆春秋 随筆春秋賞応募係
電話 03-3918-8500
FAX 03-3918-8507
e-mail:me@zhs.jp
(メールアドレスのリンクが切れている場合は「コピー&貼り付け」でご利用ください)
応募時の会員登録
不要
募集期間
2023年6月1日(木) ~ 2023年8月31日(木)
応募資格
特にありません。どなたでも(国籍不問)何本でも応募できます。
賞
・随筆春秋賞 優秀賞 1本 賞金10万円・賞状・盾
・随筆春秋賞 佳 作 2~3本 賞金 1万円・賞状・盾
・佐 藤 愛 子 奨 励 賞 1本 賞金 3万円・賞状・トロフィー
入選点数
10点未満
審査員
佐藤愛子、竹山 洋、中山庸子、近藤 健 ほか
結果発表
2023年12月下旬
諸権利
詳細は主催者WEBサイトを参照
補足
◆随筆春秋賞の求める作品
・人間を書くこと
1. 自分、家族、友人、知人、誰でもよいが、テーマは人間で。
2. 表面的なことや日時、数値よりも、内面重視で。
3. 立派な面だけでなく、愚かさや儚さも、そのまま書く。
・読者に伝える努力をする
1. わかりやすい言葉で、漢字も可能な限り常用漢字を使用する。
2. 比喩も用いて、読者が頭の中にくっきり映像を描けるように。
3. 読者の琴線にふれることができれば成功。
・自分が「私」として登場すること
1. テーマとしては別の人が主人公でも、自分と関わった部分を書くこと。
2. 「私」以外の一人称を使う場合は、読者が感情移入できるか注意すること。
3. 自分がほとんど登場しない作品は、訴える力に欠けると考えること。
◆発 表
・審査結果は、「随筆春秋」第61号誌上(2024年3月末日発行)にて公表します。
・受賞者には2023年12月に直接お知らせします。 同月下旬には例年HPでも公開しています。
◆授賞式
・例年5月中旬の日曜日に、東京都内会場にて授賞式を行っています。
・ただし、2020~2023年は、新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い中止しています。
・2024年の授賞式については、現段階では未定です。
前回応募数
627点
出典:https://zuishun.net/literaryaward29/
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。