文芸公募ニュース 2.20更新 公募関連ニュース


ミラノ・コルティナオリンピックのマスコットは公募!
公式マスコットのモチーフは?
連日、メダル獲得のニュースで沸いたミラノ・コルティナオリンピックも、2026年2月22日(日本時間2月23日)で閉幕。
報道を見ていると、授賞式でメダリストが可愛い人形をもらっています。
「あれ、何?」と思った方も多いでしょう。
あの人形は、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック、パラリンピックの公式マスコットです。
あれはイタチをモチーフにしたのか、それともフェレットかと思うかもしれませんが、残念。マスコットのモチーフはオコジョです。
日本にも生息するオコジョ
オコジョは、ネコ目イタチ科イタチ属に属し、ヨーロッパ中北部、北アメリカの山岳地帯など寒冷地に生息します。ちなみに日本の山岳部、北海道などにもいます。
細長い体をし、立ち上がって獲物がいないか見まわしたりします。
白がティナ、茶色がミロ、二人はきょうだい
公式マスコットは二体。二人は双子のきょうだい(女の子と男の子)です。
「白」いほうが、ティナ。これは開催地のコルティナ・ダンペッツォが由来です。
ティナはオリンピックが担当で、創造力豊かで好奇心旺盛。都会派の女の子です。
「茶色」いほうは、ミロ。もちろん、名前の由来は開催地のミラノから来ています。
ミロはパラリンピックが担当。生まれつき後ろ脚の片方がありませんでしたが、創造力と強い意志で尾を使いこなし、両脚があるように見えています。困難を乗り越えていくポジティブな男の子です。
ザ・フロという花の妖精のマスコットもいます。モチーフはブカネーヴェ(スノードロップ)という花。この花は雪が残っている地面から一番に顔を出し、「希望」や「忍耐」を象徴します。
ザ・フロは、ティナとミロの親友で、6人います。童話「白雪姫」における小人のような存在と言えばいいでしょうか。双子を一番近くで応援するサポーターです。
ちなみに、メダリストにはザ・フロの人形も贈られますが、6体あるうちの任意のどれかが選ばれるそうです。
アイデアは、海外では珍しく公募
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの公式マスコットは、海外では珍しく公募でした。
主催者は、ミラノ・コルティナ2026組織委員会とイタリア教育省で、イタリア国内の小・中学生を対象にアイデアを公募しました。
応募は1600点以上あり、最終候補に残ったのは「オコジョ」と「花(ブカネーヴェ)」。これを国民投票にかけ、結果、53%の得票率で「オコジョ」と決まりました。
この「オコジョ」のアイデアからティナとミロが生まれ、敗れたほうの「花(ブカネーヴェ)」は前出ザ・フロというマスコットになっています。
海外にはプロを対象としたコンペはありますが、アマチュアを対象とした公募はほとんど例がないと言われています。日本は江戸時代には川柳の投句募集がすでにあり、明治期は投稿だけで成り立っている投稿誌もありました。
戦後は、「みんなのものはみんなで決める」という民主主義の影響で公募が流行し、そこにアメリカ経由でキャンペーンという発想が輸入され、そこでも公募が採用されてきたという歴史があります。公募は日本独自の文化と言ってもいいでしょう。
それが今回、海外でも行われました。COOL JAPANではないですが、これは公募文化の輸出かもしれません。
公募もいよいよ世界規模? そうなったらなったで競争率が跳ね上がり、ますます入選が遠のきますが、しかし、反面、採用されたときの話題性、経済性は半端ないですね。
ですが、今回のマスコットのアイデア公募もイタリア国内で行われたもの。事務的にも国際コンペという規模のものはそうそうでないかもしれません。
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