- 学生限定
- 地域限定
つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会



- 締切日
- 2018年7月24日(火)
- 主催者
- 崇城大学工学部建築学科
- 賞
- 優勝:1組(図書券 3 万円分+QUO カード 1 万円分及び楯)
- 応募資格
- 出場者:熊本県内及び近県の高校生、当日製作したタワーを持参し参加できる方
阪神淡路大震災・東日本大震災の経験から建築物に対する地震・防災の意識は高くなっていま すが、昨年の熊本地震を経験し、建物構造の重要性を国民一人ひとりが再認識しました。特に 熊本県民は地震の恐怖、地震の持つ強大なパワーを身をもって知るところとなり、戸建て住宅・ マンション、公共建築物を問わず、建築物の耐震性能が生命・財産の安全性の確保に直結して いることを実体験しました。 崇城大学工学部建築学科では、2006 年より、学生による“つまようじタワー耐震コンテスト” を実施しています。これは、学生自らのアイデアで製作した建築模型(構造物)に荷重や振動 を加えることで、構造物への力の掛かり方や振動それに伴う部材の変形や変位について視覚的 に学習することができ、建築やその他の構造物に対し新たな興味や発見ができると思われます。 また共同で製作し、コンテスト形式で競技を行うことで、互いに協力し切磋琢磨し競争心を養 うと共に、ものづくりに対するアイデアの発想や技術の向上ができるものと思われます。 建築物の耐震性、防災の専門的知識は、大学等の専門教育機関での学習が必要ですが、「つま ようじタワー」は高校生でも十分製作が可能であると考えられます。最近理科離れ進んでいる といわれていますが、このコンテストを通じて高校での物理、特に「力」の学習や“ものづく り”への興味を多くの高校生に持って貰いたいと考えています。高校生大会の初回から昨年の 第7回までの経過の中で、つまようじタワーの製作水準が大幅に向上しています。これはひと えに指導にあたられている先生方と生徒の皆様の熱意のたまものだと敬意を表します。 今回は昨年第7回大会同様の普通高校と専門高校の異なる2つのカテゴリーでタワーを製 作し、それぞれのカテゴリーにて耐震コンテストを実施致します。普通高校・専門高校問わ ず多くの高校生の皆様の参加をお待ちしています。
- 募集内容
- 製作概要:2名1組で製作を行ってください。 カテゴリーⅠ(普通高校):1辺30cm の正方形の台座上に“つまようじ”を木工用ボンドで 接着し、高さ 500mm 以上、重量60g以下のつまようじタワーを製作し、おもり取り付け 台1つをタワー最上部に固定してください。普通高校からカテゴリーⅡへの参加も認めます。 カテゴリーⅡ(専門高校建築系):1辺30cm の正方形の台座上に“つまようじ”を木工用ボン ドで接着し、高さ 500mm 以上、重量80g以下のつまようじタワーを製作し、おもり取り付け 台 2 つをタワー最上部と高さ 300mm 以上の位置に固定して下さい。(新規定となっています) ※専門高校で建築系ではない科の場合は、カテゴリーⅠへの参加も認めます。 コンテスト概要:つまようじタワーのおもり取付台におもりを取り付け、振動台に固定し、水平 方向の振動を加え、その耐震性を競うものです。おもりの数を増やしていき、倒壊しない最も 耐震性のあるタワーを優勝とする競技です。 開催日:2018年9月22日(土)、受付10:00~11:00
- 作品規定
- カテゴリーⅠ(普通高校) ●“つまようじタワー”の大きさ、形状、重量(製作規定)(タワー重量が昨年より5g減) 1)“つまようじ”を加工(両端をカット)し、木工用ボンドで適宜接着して、長さ 10cm のボルトが付いた“おもり取り付け台”(1辺 6cm)の下側面を、台座上面からの高さが 500mm以上の高さに固定して支持できるような“つまようじタワー”を製作して下さい。 (図-1)*注 つまようじ、木工用ボンドおよび台座、おもり取り付け台は支給いたします。 2)その際、おもり取り付け台をボルト(おもりを留めるためのもの)が上向きにし、 ボルトの先端が台座の上面から600mm以上の高さになるよう接着して下さい。 (図-2、図-4)*注 3)つまようじタワーの形状に規定はありません。1辺が30cm の正方形台座の内側に 引かれた1辺20cm の正方形の赤色枠内であればどこでも構いませんが、接着剤も含めて 赤色枠からはみ出さないようにして下さい。(図-3、図-5、図-6)*注 5)台座及びおもり取り付け台の重量を除く、“つまようじタワー”の重量(使用した接着剤 の重さも含む)は、60g以下)で製作して下さい。台座+おもり取り付け台の重量を各台座 に記載。 ※今回は、作品受付時の計量で、湿度変化による台座の重量変動を考慮しません。 6)“つまようじ”同士あるいは“つまようじ”・台座・おもり取り付け台の接合は、必ず木工用 ボンドで接着して下さい。 (つまようじ、おもり取り付け台が回転や滑る構造にはしないで下さい。) *注:図の詳細は、下記添付「募集要項」参照ください。 カテゴリーⅡ(専門高校建築系) ●“つまようじタワー”の大きさ、形状、重量(タワー重量が昨年より5g減、振動方向指定) 1)“つまようじ”を木工用ボンドで適宜接着して、長さ 8cm のボルトが付いた2枚の“ おもり取り付け台”(1辺 6cm 厚み 4mm)下側面を、一枚は台座上面からの高さが 500mm以上の高さ、もう一枚は300mm以上に固定して支持できるような“つまようじ タワー”を製作して下さい。 2)その際、上部のおもり取り付け台をボルト(おもりを留めるためのもの)が上向きにし、 タワー最上部のボルトの先端が台座の上面から580mm以上の高さになるよう接着して 下さい。下部のおもり取付け台は台座の上面から300mm以上であれば何処でも構いません。 上及び下のおもり取り付け台のボルトは、互いに水平に60mm以上離れた配置にして下さい。 (図-7)*注 3)図-8のようにタワーの高さが異なる場合は、それぞれ独立したタワーとはせず、低いタワー の塔頂部と高いタワーとを接合してください。(図-8)*注 4)つまようじタワーの形状に規定はありません。1辺が30cm の正方形台座の内側に引かれた 1辺20cm の正方形の赤色枠内であればどこでも構いませんが、接着剤も含めて赤色枠から はみ出さないようにして下さい。また、タワーの強度を増すための工夫が必要です。 5)台座及びおもり取り付け台の重量を除く、“つまようじタワー”の重量(使用した接着剤の 重さも含む)は、80g以下)で製作して下さい。台座+おもり取り付け台の重量を各台座に記載。 ※今回は、作品受付時の計量で、湿度変化による台座の重量 変動の考慮を行いません。 6)“つまようじ”同士あるいは“つまようじ”・台座・おもり取り付け台の接合は、必ず木工用 ボンドで接着して下さい。(つまようじ、おもり取り付け台が回転や滑る構造にはしないで下さい。) 7)※今大会では、振動方向が図の様に決まっています。 *注:図の詳細は、下記添付「募集要項」参照ください。 ●製作時、およびその他の規定(カテゴリーⅠ,Ⅱ共通) 1)支給された“つまようじ” 以外の材料、また、支給された木工用ボンド以外の接着剤は使用で きません。(つまようじが不足する場合は申し出て下さい) 2)支給された台座及びおもり取り付け台を加工・修正(穴を開けたり、切ったり、削ったり、ボル トの取り替え、枠線の引き直し、着色など)することはできません。 3)製作した“つまようじタワー”に着色等を加えることはできません。 4)コンテスト参加申し込みは2名1組とし、1校4,5組程度まで応募できます。 ●コンテストの実施手順 ○エントリー 1)申し込み:高校名、学年、氏名、引率教員氏名を記入したコンテスト参加申込書を、 2018年7月2日(月)~7月24日(火)の期間(必着)に、 崇城大学工学部建築学科村上研究室宛にメールあるいは郵送にて提出して下さい。 ※メールでの申し込みを希望します。また、質問もメールにてお願いいたします。 〒860-0082 熊本市西区池田4丁目 22-1 崇城大学工学部建築学科 村上泰浩宛 E-mail:yasuhiro@arch.sojo-u.ac.jp 2)つまようじ等の支給:2018年8月1日(水)までに、つまようじタワー製作に必要な材料(つ まようじ、木工用ボンド、台座、おもり取り付け台)および、つまようじ接続補助レールを申し 込み数分(制限有り)、各高校に持参あるいは郵送致します。台座には、カテゴリー区分・ナンバ ー・台座とおもり取り付け台の合計重量を記入したシールが貼ってあります。但し、製作に必要 な、カッターナイフ(大きめがベスト)、カッターマット、定規等は各自準備して下さい。 ○作品提出(コンテスト当日) 作品受付:2018年9月22日(土)10:00~11:00 各自が製作した“つまようじタワー”作品を崇城大学J号館2階製図室に持参して下さい。 高さ・重量(測定された重量から台座に書かれた重量を引く)等の計測を行い、規定に違反して いる場合は失格とします。※計量時に湿度変化による台座の重量変動の考慮を行いません。 ○耐震コンテスト(競技規定) 2018年9月22日(土)12:30より構造物実験室において耐震コンテストを開始します。 1)競技開始(出場)時に、製作者が不在の場合は、不戦負けとします。 2)“つまようじタワー”(数え方を「基」とする)最大13基を1グループとして予選1回戦を実施 します。一度に13基程度を振動台にセットするために、出場グループの製作者は各自の“つま ようじタワー”の台座を振動台の指定された位置の4カ所のボルトに取り付け、蝶ナットで固定 して下さい。(グループ割は当日12:00に会場入り口に掲示予定) 3)製作者各自はおもり取り付け台に指示されたおもり(1回戦は先ず1枚 500g)を取り付ける。 4)起振機により振動台を水平方向に振動させる。1回の競技で3種類の周波数(1秒間の往復回数、 単位 Hz ヘルツ)の振動を加え振動時間はそれぞれ約15秒を予定しています。2Hz、4Hz、6Hz の順に行います(予選は2Hz および6Hz)。周波数により振動台の振幅(揺れ幅)は異なります。 5)倒壊したり、タワーが台座から接着が外れたり、おもりがタワーから外れた場合は敗退とします。 倒壊しなくても、タワーの足の部分が台座から半分以上外れると敗退となります。 6)1周波数の競技後に、敗退したタワーを除去し、次の周波数の競技に進みます。 7)3種類の周波数の競技後、敗退せず残っているタワーはおもりの枚数を増やした次戦に進むこと ができます。 8)第1グループにおいて、競技中に残っているタワーの数が半数程度になった場合は次の周波数に 進まず全てのタワーを取り外し、次の第2グループの競技へ移ります。 9)第1グループにおいて、2種類の周波数の競技後、おもりを1枚増やして、5)-8)の要領で 競技を行います。 10)おもりの枚数及び振動条件を各グループ間で統一するために、第2グループ以降は、競技後、残 っているタワーの数に関わらず、第1グループの最終のおもりの枚数、周波数までおもりを増や しながら競技を行います。(第2グループ以降は、途中、全てが敗退しても構わない。) 11)2回戦:敗退せず残ったタワーで13基ごとにグループを再構成し、タワーが13基以下になる まで、8)、9)、10)の要領で、順次おもりを増やし、振動条件を統一して競技を行います。1 回戦で敗退せず残ったタワーが13基以内の場合は、2回戦を行わず決勝戦になります。 12)決勝戦:最終的に敗退せず残ったタワー(13基以内)を一同に、更におもりの重量を増やし競 技を行います。最後まで残ったタワーが優勝です。最後に敗退した1基が準優勝です。途中、全 てのタワーが敗退した場合、最後に敗退したタワーを優勝とします。次点を準優勝とします。 ※競技の様子は本学 Ustream アカウントを使った動画ライブ配信を行う予定です。大変恐縮ですが、 参加される生徒の皆様は、撮影の同意を得られているものとします。 ※2017 年大会では、参加者多数のため、一堂に会しての競技が行えませんでした。今回も、参加者 多数の場合は、別会場での映像観戦をお願いするかもしれません。ご了承ください。
- 応募方法/応募先
- 詳細は主催者WEBサイトを参照
- 応募時の会員登録
- 不要
- 募集期間
- ~ 2018年7月24日(火)
- 応募資格
- 出場者:熊本県内及び近県の高校生、当日製作したタワーを持参し参加できる方
- 賞
- 耐震コンテスト終了後、優勝、準優勝、三位、および特別賞の表彰を同会場にて行います。 副賞として 優勝:1組(図書券 3 万円分+QUO カード 1 万円分及び楯)、 準優勝:1組(図書券 2 万円 分+QUO カード8千円分及び楯)、 三位:1組(図書券 1 万円分+QUO カード6千円分及び楯) 特別賞:若干名(図書券6千円分+QUO カード4千円分及び楯) を贈呈します。 また、選外者全員に参加賞として図書券千円分を準備したいと考えています。 併せて、優勝・準優勝予想投票結果を発表し、正解者には記念品を贈呈します。
- 審査員
- 特別賞審査(審査員:本学建築学科教員) 本学教員による、特別賞(形の美しさ、構造のユニーク性、製作の精巧度等)の審査を行います。 優勝・準優勝予想投票(出場者、見学者全員による投票) 12:00~12:20(正解者には、コンテスト表彰式で記念品を贈呈します)
出典:https://www.sojo-u.ac.jp/news/event/180628_008828.html
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。